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レム・コールハース率いるOMAが手掛けたガラス箱を積み上げたような建築「BLOX(ブロックス)」

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デンマーク王立図書館「ブラック・ダイアモンド」と「デンマーク・ユダヤ博物館」を訪れた後は、ブラック・ダイアモンドの隣に2018年にオープンしたばかりの「BLOX(ブロックス)」に立ち寄った。

コペンハーゲンのウォーターフロントは、見所を歩いて回れるので便利。

 

ガラス箱を積み上げたような「BLOX(ブロックス)」

「BLOX(ブロックス)」は、レム・コールハース率いるOMAが手掛けた。

現代建築のギャラリーや都市計画会社の事務所、レストランや住居が入った複合施設。

ガラスの箱を積み重ねたような建築ですごくユニーク。

道路を跨ぐように積み重ねられている。

 

垂直方向に伸びやかなダイナミックな空間

もちろん入居するオフィスや住居ようには地上からアクセスする場所があるけれど、道路を上でも跨ぎながら地下では道路を潜るようにエントランスホールがある。

一般の人が入れるスペースとしてギャラリー部分なので地下に降りる。

ガラス張りの建築は、シンプルでこまでも透明な空間が続くようでエレガントさがある。

ギャラリーのエントランスには、波型の形がおもしろいベンチがあった。

チケットを買ってギャラリーを観てみる。

一つ一つの展示室は、高い天井のフレキシブルな空間。

ガラスボックスの外は大きなヴォイドで立体的な空間構成が見えておもしろい。

階段やエスカレーターなどの垂直移動はかなりの高低差を感じる。

その代わり垂直方向に伸びやかな空間が続いていてダイナミック。

 

ビャルケ・インゲルス率いるBIGの展覧会

訪れたタイミングでは、コペンハーゲン出身の建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIGの展覧会が開催中だった。

最初の展示室では、レゴの本社など近年の作品をレゴブロックで作った模型がずらりと並んでいた。

コペンハーゲンにある集合住宅「8(エイト)」の模型もレゴで表現。

上の階の大きな展示室には巨大な模型やドローイング、CGなどで近作をプレゼンテーション。

今までそれほどBIGのことを詳細には知らなかったのだけれど、デザインのプロセスもよくわかる。

既に完成しているプロジェクトだけでなく、これから実現するだろう巨大なプロジェクトがいっぱい。

これからニューヨークの「ワールド・トレード・センター」などのビックプロジェクトが実現していくので楽しみ。

コペンハーゲンのウォーターフロントにオープンした「BLOX(ブロックス)」は、レム・コールハースらしい大胆な建築がおもしろい。

今回の展覧会はBIGの展示だったけれど、建築専門のギャラリーがあるので訪れる度におもしろい建築の展覧会が見られそうだ。

屋上などにも出られて、フラッと立ち寄ることができるのでコペンハーゲンのおすすめスポットでもある。

BLOX – ブロックス

開館時間:10:00~18:00(木曜日~21:00)
URL : https://www.blox.dk
住所:Bryghusgade, 1473 København, Denmark

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