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2020.02.02

鹿児島にある江戸時代にタイムスリップしたかのような「知覧武家屋敷庭園」に行ってきた!

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鹿児島の南九州市にある「知覧特攻平和会館」や「富屋食堂」を訪れた後は、富屋食堂からも程近い「知覧武家屋敷庭園」に向かった。

どこで入場料を払うかもわからなかったんだけど、おばちゃんが近付いて来て、チケットを売ってくれた。

あまり時間もなかったので、速足で観て回ることにした。

街の真ん中には、この日の快晴のような清流の麓川が流れる。

 

薩摩の小京都とも言われる「知覧武家屋敷庭園」

「知覧武家屋敷庭園」は、江戸時代に造られた武家屋敷が今でも残っていて、江戸時代にタイムスリップしたかのような街並みが情緒的で人気の観光スポットにもなっている。

その美しい風景は「薩摩の小京都」とも言われている。

小道に足を踏み入れると時代劇の中に迷い込んだような気になり、今にも薩摩藩の武士が歩いて来そうな雰囲気。

海外とか散々行ってるのに、しばらく京都に行けてないので日本の歴史を感じられる場所は新鮮に感じた。

各住戸には、しっかりと手入れされた庭園があるけど、今見ると単純に庭があるからではなく、機能的ではない余白の空間のように感じられてすごく贅沢な空間に思える。

お城ではないので、豪華な造りではないけれど、一般的な武士の生活を垣間見られるような感じでおもしろい。

当たり前なんだけど、住宅は日本的な寸法ですごく幾何学的。

住居と庭園が人口と自然の対比のような関係性ができていると思った。

造り自体は質素ではあるが、家屋と庭園が縁側でつながるなど失われた日本の住宅の良さがあった。

木造のグリッドが並んだ空間は普遍的だけど、入れ替え可能性があってフレキシブルで現代的であるとも思う。

他は枯山水になっているけれど、奥の屋敷には湧き水でできている綺麗な池もあっておもしろい。

この中には今でも住人がいて生活を営んでいる住戸もあってしっかりとメンテナンスされている。

今まで家屋を受け継いで現代まで遺しているのは、鹿児島の地域性がありそう。

知覧武家屋敷庭園

開館時間:9:00~17:00
URL : http://chiran-bukeyashiki.com/publics/index/2/
住所:〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡

 

名物の知覧茶を使った「茶うどん」が美味しい!

お腹が減ったという食いしん坊なヤツがうるさいので、この中にある高城庵というところでランチにすることにした。

内部は縁側を通して庭園と一体になった空間が広がっていて気持ちがいい。

日本的な建築の良さが感じられる空間だった。

名物の知覧茶を使った茶そばならぬ「茶うどん」を注文。

もちろんお茶は知覧茶で鹿児島のお湯が美味しいからか、香りも味わいも爽やか。

茶うどんも変わり種かと思ったらそんなことはなく、爽やかさと深い味わいが同居して美味しい。

高城庵

営業時間:10:30~16:30
電話:0993-83-3186
URL : http://www.takian.jp
住所:〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡6329

 

知覧特攻平和会館富屋食堂のために訪れた鹿児島の知覧。

「知覧武家屋敷庭園」は、「薩摩の小京都」と言われるだけあって美しい日本家屋と庭園、周囲の山々を眺められるすごく居心地の良い場所だった。

悲劇の舞台になる場所が美しいのはなぜだろう。

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2020-02-02 | Posted in 食べ物, 鹿児島 |キーワード : No Comments »  | 1,292 views

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