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オーストラリア・シドニーにある隈研吾氏が手掛けた「ダーリング・エクスチェンジ図書館」がかっこいい!

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「シドニー工科大学」を訪れたあとは、その近くの中華料理屋でランチをしてから徒歩でダーリング・ハーバーのエリアを散策。

散策していると急に新しい建物が立ち並ぶエリアに入り込む。

 

再開発が進む「ダーリング・ハーバー」エリア

コンサート会場など最近建てられたらしい大きな建築がいっぱい。

この「ダーリング・ハーバー」エリアは、最近再開発が進んでいて、センスが良さげなお店がいっぱい。

食後だったこともあって、コーヒーが飲みたくなって、コーヒースタンドで休憩。

小さいけれどカッコいいコーヒースタンドで、スタッフも気さくで良かった。

 

隈研吾氏初のオーストラリアでの建築「ダーリング・エクスチェンジ図書館」

このダーリング・ハーバーの一画、 ダーリング・スクエアには2018年に建ったばかりの「ダーリング・エクスチェンジ図書館」がある。

「ダーリング・エクスチェンジ図書館」は、隈研吾氏がオーストラリアで初めて手掛けた建築で、再生木材を曲げて建築の周りのグルグル巻きにされたファサードが特徴的。

1,2階にフードコートやレストランが入居していて、3階から上が図書館となっている。

円形の平面を積み重ねたダーリング・エクスチェンジは、全方向にガラス張りで明るくて開放的。

強い日差しは再生木材のルーバーで遮っていて隈研吾氏らしい。

円形の平面上では明確な区切りがなく、インテリアデザインで空間を規定していて、色々な形や色、素材の家具が配置されている。

WIfiや電源もあって、日常的にシドニー市民が使える図書館。

家具も色々なものがあって寛ぐように居心地がいい。

利用者の割合としては、勉強している大学生が多い印象。

テラスはぐるっと周囲を囲んでいて外に出ると心地いい。

 

商業スペースのインテリアもカッコいい

ここでは図書館という公共施設に併設された商業スペースでもしっかりとインテリアまで作り込まれていてカッコ良くできている。

それほど大きい訳ではないけれど、スペインバルやイタリアンレストラン、和食のお店などが入居していて、フードコートとして利用できる。

その一画にあるビールバーでは、シドニーなどで作られているクラフトビールをタップから注いでもらって飲むことができる。

Darling Exchange Library – ダーリング・エクスチェンジ図書館

営業時間:10:00~19:00(土・日曜日11:00~16:00)
URL : https://www.cityofsydney.nsw.gov.au/explore/libraries/locations/darling-square
住所:1 Little Pier St, Haymarket NSW 2000 Sydney

 

中心部に戻る頃には山火事の影響か、空が赤くなっていて不気味な雰囲気になっていた。

隈研吾氏が手掛けた「ダーリング・エクスチェンジ図書館」は、コイルのように木材をグルグル巻きにしたファサードだけでなく、内部の柔らかく区切られたワンルームの空間も居心地が良さそうな建築だった。

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