ル・コルビュジエによる「クラルテ集合住宅」を観るためにスイスの国際都市・ジュネーブへ。
ベルンで「パウル・クレー・センター」、レマン湖畔で「レマン湖畔の小さな家」、ローザンヌで「ロレックス・ラーニング・センター」を回って、そこからスイスの国際都市・ジュネーブへ。
2階建てだけどローカル線でなので結構時間がかかったなぁ。
ジュネーブに着いた時にはちょっと暗くなっていた。
ジュネーブにもル・コルビュジエの建築があって、明るい時間に観たいと思ったので結局1泊。
この時泊まったジュネーブ・ホステルが広々していて、WIfiもサクサクで結構居心地良かった。
ジュネーブは国際連合欧州本部や国際連合の様々な機関が集まる国際都市。
その中心部をバスに乗って15分ほど行ったところにル・コルビュジエの建築がある。
ル・コルビュジエによる鉄とガラスの軽やかな建築「クラルテ集合住宅」
ジュネーブにある「クラルテ集合住宅」は、ル・コルビュジエがピエール・ジャヌレとともに手掛けた集合住宅で、上野の国立西洋美術館やレマン湖畔の小さな家、サヴォア邸などと一緒に世界遺産登録されている建築の一つ。
ル・コルビュジエが初めて手掛けた集合住宅でもあり、主に鉄とガラスで構成されていて、ファサードを観るととても軽やかな印象を受ける。
後にコンクリートを使って大胆な建築になってマルセイユの「ユニテ・ダビタシオン」に発展していくことになる。
今でも普通に人が住んでいるので、残念ながら中に入ることはできない。
外観を眺めることしかできないから確認できないけど、ガラス張りのため室内がどこでも明るくなっているのだとか。
外から見える範囲だけど、屋上や2階部分の屋外スペースも植栽などがあって気持ち良さそう。
道路側のテナントはインド料理レストランになっていて、見事に雰囲気をぶち壊していた(笑)
わかりやすくタージマハールとか飾っちゃって、ここスイス…
「クラルテ集合住宅」は、マルセイユの「ユニテ・ダビタシオン」などル・コルビュジエの他の建築と比べても、迫力よりも明快さや軽快さを持った印象だった。
今見てもすごく新しさを感じるし、普通に住みたいと思う人も多いのかもと思う。
住んでいる人は結構高所得者らしいけれど(笑)
イムーブル・クラルテ(クラルテ集合住宅)- Maison Clarte
URL : https://www.sites-le-corbusier.org/fr/immeuble-clarte
住所:Rue Saint-Laurent 2 – 4, 1207 Genève, Switherland
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