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バルセロナにあるアントニ・ガウディの初期の作品で昨年公開された「カサ・ビンセス」を訪ねる。

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「チリンギート・エスクリバ」で美味しいパエリアランチを食べた後は、予約していたガウディ建築「カサ・ビンセス」を訪問。

今までのバルセロナ滞在でも外観は観に行ったことがあるんだけど、中まで観たのは今回が初めて。

前回は昼休み休憩で観られなかったので今回はちゃんとネットで予約した。

 

世界遺産に登録されたアントニ・ガウディの作品の一つ「カサ・ビンセス」

「カサ・ビンセス」はアントニオ・ガウディの作品群の1つとして世界遺産に登録されている。

ガウディの初期の作品で、有機的なデザインが魅力的なサグラダ・ファミリアカサ・ミラグエル公園なんかと違って市松模様のタイルとアクセントになるエンジ色の奇抜な外観。

エントランスでiPhoneに保存した予約のバーコードを見せる。

花柄のタイルと岩のような石張りが独特。

レンガやタイル工場を経営する会社の社長、マヌエル・ビセンスの住居として作られたからタイルやレンガを多く使われているらしい。

一度別の人に売却され普通に住居として使用されていて、2015年から改修されて、去年2017年一般公開を開始した。

タイルの使い方などグラナダコルドバで観てきたムディハル様式の建築にも似ている気がした。

テラスの日除けなども含めてどこかイスラム教建築の雰囲気もある。

敷地の奥にはカフェが併設されていた。

カサ・ビンセス自体のエントランスは階段を登って入る。

手摺のデザインは植物の蔦のようになっていておもしろい。

 

植物をメタファーにした装飾がおもしろい

中に入ると外観同様に直線的なデザインではあるけれど、植物をメタファーにした装飾が施された空間がいっぱい。

空間の作り方自体はこの時代の一般的な住居のような形式だけど、装飾に関してはガウディ独特。

この食堂は特に装飾の密度が高く、中心的空間だったことがわかる。

テラスの雰囲気はやっぱりグラナダやコルドバにあるパティオに似ている。

男性の間と言われる空間の青い天井はアルハンブラ宮殿にもあったような装飾になっている。

直接的なメタファーの装飾はモデルニスモ建築らしいとも言える。

2階のテラスから上階の外観を見る。

 

3階は博物館

カサ・ビンセスの中央は新しい螺旋階段に改修されていた。

3階部分は完全に改修されていて、博物館になっている。

ガウディを含め世界の名作住宅の模型がいっぱい。

ガウディの作品の模型やスケッチ、図面などがいっぱい。

ちなみに地下にはミュージアムショップがある。

 

ガウディらしい屋上空間

さらに登ると少しカサ・バトリョのような雰囲気もある屋上に出る。

屋内に比べるとシンプルなデザインの屋上だけど、タイルや植物を模した柵がある。

カサ・バトリョカサ・ミラにもあるような煙突はガウディらしい屋上に思える。

破砕タイルではなく四角いタイルだけど、ガウディらしい煙突や小塔だけは特徴的で外観をより引き立てている。

 

「カサ・ビセンス」は、直線的なタイルもイスラム教建築を感じさせるデザインもおもしろかった。

ガウディの他の作品との比較して観ると、ここからの進化や元のスペインの文化とのつながりが良く分かる。

カサ・ビセンスを含めて同じ住宅作品であるカサ・バトリョカサ・ミラグエル邸など観て回るといいと思う。

Casa Vicens – カサ・ビセンス

開館時間:10:00~19:00(月曜日~15:00)
入館料:12€
URL : https://www.casavicens.org
住所:Carrer de les Carolines, 20, 08012 Barcelona, Spain

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