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白い壁の建物に青い空のアンダルシアらしい街並み「コルドバ」のユダヤ人街を散策する!

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アンダルシア地方第3の都市・コルドバは、かつて後ウマイヤ朝の首都として栄え、その後キリスト教に征服されたけれどもイスラム教の文化が残る建築や街並みが残っている。

その代表的なものが「メスキータ」でイスラム教とキリスト教が混在する奇妙な建築になっている。

そんなコルドバには2泊したけれど、街歩きが楽しかったり、コルドバのバルが楽しかったりと居心地が良かった。

コルドバにあるイスラム教とキリスト教が混在する奇妙な空間が続く「メスキータ」がおもしろい。

 

白壁の街並みが美しい「ユダヤ人街」

グラナダ滞在中は天気が悪かったけれど、コルドバに着いたら雲もないくらい晴れていた。

秋の空って感じだけど、アンダルシアらしい青い空が気持ちいい。

ユダヤ人街は白い壁の建物が立ち並んで青い空とのコントラストが印象的な風景を作っている。

このユダヤ人街全体がメスキータと一緒に世界遺産に指定されている。

フォトジェニックな場所がいっぱいある。

グラナダのアルバイジンのように小さい路地がいっぱい。

特にメスキータ周辺はフィアットとか小型車一台しか通れないような路地ばっかり。

ユダヤ人街は天気が良かったこともあって歩いているだけで楽しい。

城壁の外から見るとこんな感じ。

10~13mくらいの城壁が続く。

 

フォトジェニックな「花の小道」

小さい車さえ通れない小道もいっぱいあって花が飾られている。

特にメスキータの周辺には「花の小道」と言われるフォトジェニックなスポットがある。

アンダルシアの暑い夏を快適に過ごすために花が飾られた鉢がいっぱい飾られていた。

観光客もいっぱい!

小道ごとに色々な植物と鉢植えがあって楽しい。

Calleja de las Flores – 花の小道

 

12世紀の邸宅を再現した「カサ・アンダルシ」

ユダヤ人街の中にはメスキータや花の小道以外にもユダヤ教会・シナゴガなど見どころがいっぱいだけど、12世紀の邸宅を再現した「カサ・アンダルシ」が特におもしろかった。

エントランスでもあるチケット売場を抜けるとこんな噴水があるパティオが来るものを迎えてくれる。

アラビックな装飾が施された場所がいっぱい。

家具や雑貨もイスラム文化の要素が強い。

青い空に白い壁がよく映えるパティオだ。

アンダルシアの暑い夏を快適に過ごすための噴水や水盤がオアシスのようだ。

パティオからこの回廊を歩いていく。

自然光が白い壁に反射して細長い空間でも非常い明るい。

突き当たりにアラビックな綺麗な装飾の水盤がある。

アラビックな装飾とモザイクタイルがフォトジェニック。

12世紀当時がこうだったかはわからないが、とても綺麗で女の子は好きそう。

リビングのような空間にはモロッコなどにありそうな雑貨や家具でコーディネートされていていい感じ。

照明も日本で買ったら高そう(笑)

隣には資料館兼本屋がある。

絵画や絨毯などイスラムっぽくないものもミックスされていて、この辺がアンダルシアっぽさなのかなと思う。

地下にはアラブ浴場のような風呂がある。

このスペースが蒸風呂のように使われていたらしい。

エントランス脇にはお土産がいっぱい売っていた。

綺麗な柄の食器や花瓶、雑貨が

モロッコティーのセットみたいなものも売ってた。

La Casa Andalusí – カサ・アンダルシ

営業時間:10:00~19:30
入館料:2.5€
URL : http://lacasaandalusi.es
住所:Calle Judíos, 12, 14004 Córdoba, Spain

 

観光スポットが集まるポトロ広場

ユダヤ人街の中にあるポトロ広場周辺には、美術館などの観光スポットがいっぱい集まっている。

中央にはコルドバの紋章にも使われている子馬(ポトロ)の像の噴水がある。

広場自体はそれほど大きくはないけれど、お土産屋やカフェなどが集まっていて賑やか。

 Plaza del Potro – ポトロ広場

すぐ隣に有名な小説家セルバンテスが滞在したと言われ、代表作「ドンキホーテ」の中でも登場した旅籠屋ポトロがある。

無料で入ることができるが、入って見ると良い雰囲気の場所。

「青森県立美術館」みたいなレンガを白塗りにした外壁がおもしろい。

 

ローマ橋とカラオーラの塔

夕方にはメスキータ の南側にあるローマ橋に向かった。

向こう岸には要塞として機能していたカラオーラの塔がある。

ローマ橋からメスキータの方向を見る夕景がすごく綺麗。

Roman Bridge of Córdoba – ローマ橋

URL : http://www.woowcordoba.es
住所:Av. del Alcázar, s/n, 14003 Córdoba, Spain

 

フェリペ2世によって設立された「コルドバ王立厩舎」

コルドバは紋章が子馬だと言うこともあり、馬との所縁が強いため、1570年に国王フェリペ2世によって建設された「王立厩舎」がある。

馬の調教や厩舎などあまり知られていないけど、結構おもしろい。

馬が好きな人にはいいのでは!?

Caballerizas Reales – コルドバ王立厩舎

開館時間:10:00~13:30/16:00~20:00
URL : http://www.cordobaecuestre.com
住所:Calle Caballerizas Reales, 1, 14004 Córdoba, Spain

 

コルドバの街はとてもアンダルシアらしいイメージの街だと思った。

特に随所にイスラム文化の名残が感じられ、他のスペインの街とも全く異なる雰囲気を感じられた。

コルドバは他にもアルカサルやアラブ浴場、美術館、博物館などもあるから1日2日飽きずに楽しめると思う。

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