食べることが好きなら独自のペルー料理で美食の街として世界中から評価を受けるリマに行こう!
普通世界一周とかして南米に来たら、ボリビアのウユニ塩湖行きたいとかチリのイースター島でモアイ見たいとかあるのかも知れないけれど、自分の場合は建築と食べ物、南の島が優先される。
ペルーには約1週間の滞在で2泊3日をマチュピチュを観るためにクスコ滞在した以外は全て首都のリマで過ごした。
その理由は今ペルーの首都リマが美食の街としてアツい!からだ。
海の幸、山の幸ともに豊富なペルー
まず太平洋に面したペルーは新鮮な魚介類が手に入る。
それにアンデス山脈や熱帯雨林のアマゾンもあるので、海の幸だけでなく山の幸など食材の宝庫と言える。
ペルーのじゃがいもだけで3000種類もあるし、トウモロコシも900種類もあるのだそうだ。
さらにスペイン語圏であることや日系人も多く色々な文化が交差する場所だったこともあって、日本とも似ているし、様々な地理や気候が生み出す食材は色々な料理を生み出す。
クスコで食べたアルパカのステーキも美味しかったし、リマのその辺の食堂で食べたアロス・コン・マリスコスと言う魚介のピラフもめっちゃ美味しかった。
旧市街の街角ではところどころに屋台があって、リマ市民が日常で使っている。
美味しそうなホルモン焼き肉のBBQ。
もちろん少し食べてみると、やはりお肉は南米だなぁと思わせてくれる美味しさ。
色々なスパイスでできたソースもあって味変して楽しめる。
「世界のベストレストラン50」に3つのレストランがランクイン!
2018年までに16回開催されたイギリスの雑誌「レストラン・マガジン」が選ぶ「世界のベストレストラン50」でリマ市内の「まいど」と「セントラル」、そして「アストリッド・イ・ガストン」の3つのレストランが選出。
この3つのレストランは今やこのランキングは上下するものの常連で、スペインやフランス、デンマークなど現代の料理界を引っ張る国々と肩を並べている。
「セントラル」はコース料理のみなので予約も難しくて、残念ながら今回は行けなかったけれど、「まいど」と「アストリッド・イ・ガストン」は、訪れることができた。
ここまでリマが美食の街として注目を集めたのも、パリで修行して地元リマで「アストリッド・イ・ガストン」を出店したガストン・アクリオと言う巨匠料理人の存在のお陰と言っていい。
ガストン・アクリオは食の教育機関まで作ったし、それに加えて「世界のベストレストラン50」で2018年に6位になったセントラルのビルヒリオ・マルティネスは、アンデス山脈からアマゾンのジャングルまで食材を調査するチームまで立ち上げた。
ペルーの料理人たちは、バルセロナの「エル・ブジ」やコペンハーゲンの「ノーマ」を立ち上げたシェフたちと同じように料理の可能性を広げる研究をしている。
それに影響を受けたシェフたちがクリエイティビティを発揮して、ペルーの豊富な食材をガストロノミーで今までにない料理を作り出し、リマのレストランが発展していった。
スペイン・バスクの「サン・セバスティアン」も食べ物が美味しかったが、ペルー・リマも日本ではあまり知られていない料理がいっぱいで楽しかった。
食べることが好きなら、独自のペルー料理で美食の街・リマにも行ってみて、是非世界から絶賛されるレストランを体験してみて欲しいと思う。
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