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2018.12.03

サハラ砂漠のブラックデザート(黒砂漠)の中にあるノマドの民のテントに宿泊体験!

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マラケシュの日本人宿Riad House 13 の「砂漠の民の砂漠ツアー」の二日目。

サハラ砂漠キャンプからツアーの拠点にになるハシルビットのハサンの家に戻って休憩。

途中近所のカフェで仕事しつつ夕方に来る迎えを待った。

一日目の様子はこちら。

「砂漠の民の砂漠ツアー」に参加!メルズーガ近郊のサハラ砂漠でテントを貼ってキャンプ!

 

三菱の4WDに乗って出発

前日の送迎の車に比べて立派な三菱の4WDの車が迎えに来た。

横に付いてる煙突みたいな奴は、熱を逃すためのもの。

砂漠を走ってる最中、トヨタか三菱の車しか見なかったんだけど、過酷な環境なのでトヨタか三菱の車じゃないとダメなんだってさ。

砂漠の中で前を車が走っていると、テロリストを追跡している映画の中にいるみたい。

 

サハラ砂漠のブラックデザート(黒砂漠)

朝方地までいた砂丘の砂漠が向こう側に見える。

ときどきラクダでモノを運ぶベルベル人にも遭遇。

モロッコ南東部アルジェリア国境近くにはブラックデザートと呼ばれる黒い砂漠が広がっている。

黒い石が転がっていて全体的にも黒く見える。

メルズーガやハシルビットなども街から出たらこのブラックデザートなんだけどね。

ブラックデザートの中は特に道もなくて、ワダチを走ってる感じ。

ときどきこの道がなくなって通り道を変えるらしい。

 

フラミンゴの湖

途中いくつかのスポットに立ち寄る。

ここはフラミンゴのいる湖。

ちゃんといたけど、遠すぎて写真じゃ全然伝わらん。

ズームレンズ持って来れば良かった…

 

アンモナイトの化石が取れるスポット

次に立ち寄ったのはアンモナイトの化石が取れるスポット。

どの石にもアンモナイトがいっぱい。

普通に持ち帰っていいらしい…

もう一つ色々な鉱物が取れる採掘場にも寄った。

お土産をいっぱい売ってる。

一個だけ、1/3に値切って買ったらガイドさんから「交渉めっちゃ上手い!」って言われた。

あんまり鉱物に詳しくないからわからないけど、綺麗なものがいっぱい。

 

ノマド民族の住居に宿泊

ここが二日目、ブラックデザートでの宿泊先、現在でもプリミティブな暮らしを続けるノマド民族の住居。

壁は藁を混ぜて固めただけだが、強い日差しを避けて涼しそう。

中に入ると中央にパティオのようなオープンスペースがあって、その周りに諸室が配置されていた。

屋根も簡易的に組まれている。

こっちは主に火を使う炊事場。

自分の寝床は、前日よりさらに簡素な本当にただのテント。

開けるとこんな感じ。

木を立ててその上に布貼っただけ(笑)

わかりにくいけど、床は地面のまんまでゴザみたいなのを敷いただけ。

外には飼っているラクダがいた。

おもてなしとして、モロッカンティー。

 

ブラックデザートで見るサンセット

ブラックデザートで見るサンセットは世界の果てのような感覚。

日が没する場所を意味するバグレブで見るサンセットは感慨深い。

 

ノマド民族の子供と遊ぶ

夕食までの間、ノマド民族の子供と遊んだ。

遊んだって言ってもただの鬼ごっこ的な感じ(笑)

こんなのでもめっちゃ喜ぶ。

下の子は抱っこしただけでめっちゃ笑う。

2人ともめっちゃかわいいけど、めっちゃパワーがあってかなり体力削られた(笑)

そして、Riad house 13 のスタッフさんに事前に聞いていたんだけど、子供と遊んでその後子供を出汁にお母さんがお土産を買わせる。

子供使うというアザとい作戦だけど、必要経費だと思っていくつか買う(笑)

彼らも現在では携帯電話を使っているし、普通のモロッコ通貨も必要なんだってさ。

 

夕食はタジン鍋

ノマド民族の家族とツアーガイド、そして自分で夕食を食べる。

わかりにくいけど、この大きなヤカンのお湯で手を洗う。

野菜のみのタジン鍋とモロッコのパンというシンプルな感じ。

パンも埃っぽいし、このタジン、美味しくない(笑)

ノマドの暮らしや日本のことなど、色々話をしながら夜が更けていく。

なんていうか、シュールで「世界ウルルン滞在記」みたいな感じ。

 

ブラックデザートで見るサンライズ

前日と同じく夜が明ける頃に起きて外に。

ラクダも皆、太陽が登る方向を見つめる。

ブラックデザートの大地の向こう側からのサンライズも綺麗。

前日ほどではないけれど、このサンセットも映画の中のようなフィクションを感じる。

またまた朝食を食べて、ハシルビットに戻る。

 

そもそもサハラ砂漠に来るまで「ブラックデザート」の存在を知らなかったんだけど、黒い大地がどこまでも続く異様な光景に驚かされた。

そして、ノマドという民族の住居もプリミティブな家の形な気がしてすごく興味深かったし、ウルルン滞在記みたいなシュールな体験もできた。

前日同様、もちろんインターネットもないし、手持ちぶたさな時間が多いので4人くらいで来たらもっと楽しいかも知れない。

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