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ドイツ・ヴァイマールにあるバウハウスの理念を実践する実験住宅「ハウス・アム・ホルン」を訪問。

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オカンと一緒にハンガリーやポーランド、オーストリアと回った後は、お仕事でドイツへ。

今年2019年がバウハウス100周年と言うことでバウハウス関連のスポットを巡る。

まずは、ドイツ・ヴァイマールに来て「ヴァイマール・バウハウス博物館」と「ヴァイマール新美術館」と観て回って、バウハウスの歴史や教育過程について学ぶことができた。

 

バウハウスの理念を実践するための実験的住宅「ハウス・アム・ホルン」

午後に訪れたのは「ハウス・アム・ホルン」と言われるバウハウスの理念を実践するための実験的住宅。

バウハウスは開校4周年を記念して1923年に展覧会を開催し、その時に目玉として実験的住宅を建設してバウハウスの教育の革新性を世に示した。

ハウス・アム・ホルンは、ヴァルター・グロピウスのデザインではなくて、一般公募から選ばれた画家のゲオルク・ムッヘが設計して、バウハウスの各工房の建築家やデザイナー、職人の手によって建てられた。

現代でこそ四角いモダンな住宅だけれども古典主義的な当時のヴァイマールの人たちの目には非常に奇妙に写っていたらしい。

およそ100年前とは思えないようなモダンなデザイン。

 

アトリウムのようなリビング

ハウス・アム・ホルンは、中央に大きめな空間のリビングとその周りに諸室を配置した回遊性のあるプランでできている。

中央のリビングは広めにスペースを取っているだけでなく、天井を高くしてその部分にハイサイドライトを設けて採光している。

だからリビングは、明るくてすごく開放的な雰囲気でアトリウム的な場所となっている。

公園のように居心地が良さそう。

学生時代のマルセル・ブロイヤーの家具などが配置されていた。

一箇所だけ天井が低くなったニッチのようなスペースがあって、メリハリがあるのもいい。

 

放射状に配置された諸室

放射状に配置された諸室はそれぞれ個性豊かな空間になっている。

各部屋毎に異なる学生がデザインを担当したらしい。

ここはダイニングルームでここにない家具はどは、フレーム化して抽象的にその部屋の機能を表現している。

ハウス・アム・ホルンのキッチンは、システムキッチンの元祖と言われているフランクフルト・キッチンよりも早くシステムキッチンのようなシステムを採用していて、むしろフランクフルト・キッチンがこのキッチンの要素を取り入れたのではないかとのことだった。

キッチンのデザインを担当したベニータ・オッテは、後にテキスタイル造形家として活躍した女性デザイナー。

デザインや使い勝手だけでなくその設備も当時としては最新のものを使用していた。

その分電気代とかは高かったらしいけど…

またマルセル・ブロイヤーがデザインした女性のための部屋は、家具がまさしくブロイヤーっぽいのと線形なデザインでカッコ良かった。

バスルームもモダンで現代でも全然通用するデザインだった。

 

バウハウスが始まった街ヴァイマールにある「ハウス・アム・ホルン」は、バウハウスのデザインや理念が分かると言っても過言ではない。

世界遺産にも登録されていて、「バウハウス・ヴァイマール」や「ヴァイマール・バウハウス博物館」、「ヴァイマール新美術館」と一緒に是非とも訪れるべきスポットだ。

Haus Am Horn – ハウス・アム・ホルン

開館時間:10:00~16:00(夏季~18:00)
休館日:火曜日
入館料:11€
URL : https://www.klassik-stiftung.de/haus-am-horn/
住所:Am Horn 61, 99425 Weimar, Germany

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