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ドイツ・モダンデザインのヒント!「ヴァイマール新美術館」でバウハウス誕生の流れを知る。

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ヴァイマールでバウハウス100周年を記念してオープンした「ヴァイマール・バウハウス博物館」でバウハウスの教育や歴史について学んだ。

その後は、徒歩で「ヴァイマール新美術館」に向かった。

 

バウハウス誕生のきっかけを知ることができる「ヴァイマール新美術館」

「ヴァイマール新美術館」は、ドイツの最初の博物館の建物の1つとして建てられた元大公爵博物館を利用して2019年4月に再オープンした。

ヴァイマール駅近くのガウ広場の中央に佇むシンボル的な存在。

歴史的な建物だけれど、什器や家具などはバウハウスらしいデザイン。

地下にある上着や荷物を仕舞うクロークがすごくカッコいい。

クロークに荷物を預けた後は、展示室がある2階へ。

吹抜けの空間がすごく綺麗で印象的。

見渡すと特異な空間に惹かれる。

 

ヴァイマールに集まった芸術家たちの作品群

もともとザクセン大公ヴィルヘルム・エルンストの影響でヴァイマールには、多くの芸術家が集っていた。

オーギュスト・ロダンのデッサンや彫刻などもいっぱいで見応えがある。

ヴァイマールではバウハウスが始まるような素地があったということがわかる。

もともと古典主義の都ヴァイマール(世界遺産として登録されている)だったが、新しいもの好きのエルンスト大公のお陰で新しい時代が始まることになった。

 

バウハウスの前進の学校を設立した「アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ」

ヴァイマール新美術館には、バウハウスの前進の学校を設立した「アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ」についての展示も豊富。

ベルギー出身でもともとアール・ヌーヴォーの建築家だったアンリ・ヴァン・デ・ヴェルデの模型やドローイングを観ると、アール・ヌーヴォーからバウハウスなどのモダニズムの間のようなデザインに思える。

ただ実際の家具やインテリアのデザインは、どちらかと言うと工芸作品よりに思える。

アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデがデザインした美容室の什器を見ると、曲線などを使うところは工芸作品ではあるけれど、金属を使ってその後のバウハウスを少し感じる。

他にもアンリ・ヴァン・デ・ヴェルデのデザインした家具がいっぱいで、なかなかカッコいい。

まぁ、工業製品の技術とデザインを融合させたバウハウスほどではなく、工芸とデザインを融合させた感じなので大量生産は不可能だろうと思う。

アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデは、工芸学校と芸術学校を設立して、これが後に融合してバウハウスに発展した。

どちらかと言うと工芸的な要素が強いけれど、デザインとして合理的な部分も見受けられる。

使い勝手が良さそうなものがあったり、今でも欲しいと思うようなものがあったり。

他にもトーネットなどバウハウスの少し前のデザインなども展示され、バウハウスに繋がる系譜を観ることができる。

 

ミュージアム・カフェでランチ

見学ツアーが終わると併設されているカフェでランチ。

今までドイツで美味しいものは少なかったんだけど「アレ、これ美味しい」と思う料理だった。

 

「ヴァイマール新美術館」は、バウハウス誕生のきっかけや流れを知ることができる貴重な美術館。

特にこの美術館で体験できる前進の工芸学校と芸術学校を設立したアンリ・ヴァン・デ・ヴェルデのデザインは、アール・ヌーヴォーとモダニズムを接続するようなすごく興味深いものだった。

Museum Neues Weimar – ヴァイマール新美術館

開館時間:10:00~18:00
休館日:火曜日
入館料:8€
URL : https://www.klassik-stiftung.de
住所:Jorge-Semprún-Platz 5, 99423 Weimar, Germany

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