ドイツのシュトゥットガルトにある車好きには堪らない「ポルシェ・ミュージアム」に行って来た。
「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」を訪れるために滞在したポーランドの古都クラクフからオーストリアのウィーンに向かう。
本当なら夜行列車で向かうハズが何故かカード決済ができなかったので、仕方なくラウダモーションというオーストリアのLCCの飛行機でシュツットガルト経由で移動。
途中、シュトゥットガルトで8時間のトランジットなので簡単に市内に出てみることにした。
シュトゥットガルトには、ル・コルビュジエの住宅やミース・ファン・デル・ローエの集合住宅などが集まる「ヴァイセンホフ住宅博物館」があって3年前に訪れたんだけど、ポルシェやダイムラーの本社があってドイツ車のメッカのような街だ。
そして今回はシュトゥットガルトにある「ポルシェ・ミュージアム」と「メルセデス・ベンツ博物館」に行ってみることにした。
「ポルシェ・ミュージアム」を訪れるとその前の交差点にはポルシェの車が巨大なオブジェの先に飾られていた。
ドイツ車好きには堪らない「ポルシェ・ミュージアム」
「ポルシェ・ミュージアム」は、2004年の国際コンペで選ばれたデルガン・マイスルが主宰するウィーンの設計事務所によるダイナミックな建築になっている。
オランダ、アムステルダムにある「Eye フィルム博物館」も彼らの設計で奇抜な外観が目を引く。
地上から大きなヴォリュームが浮いていて、エントランスは1階なんだけど2階に当たる部分がピロティになっている奇妙な建築。
そんなにいっぱい時間があるわけじゃないので早速中でチケットを購入。
1階の天井が網目状になっていて、トップライトが設置されているのでそこから光が入ってくる。
流線形のかっこいい展示空間
2階というかピロティ部分をカウントすると3階になる展示空間までは長いエスカレーターを昇る。
複雑に動線が入り混じる空間がおもしろい。
色々な角度から集中して眺められるように開口を設けずに、広い平面の中に余裕を持って往年のポルシェの名車が配置されている。
複雑ではあるけれど、自然な動線計画ですごく鑑賞しやすい印象だった。
ところどころにショートカットはあるけれど、自然に上階に昇って行く感じ。
大きな吹き抜けからは展示されている名車を俯瞰で眺められる。
白いインテリアは、ポルシェだけにフォーカスが当たるような印象にしていた。
ガラスの向こうはレストランがあって、そこだけ大きな開口部がある。
ファンには堪らないポルシェの名車コレクション
ポルシェが直営で運営する博物館だけあって、ファンには堪らない名車コレクションになっている。
そんなに車に詳しくないんだけど、そんな自分でも知ってる名車がいっぱいで結構おもしろい。
シュトゥットガルトでトランジット中に訪れた「ポルシェ・ミュージアム」は、ポルシェファンなら絶対楽しめるし、建築自体も奇抜なだけでなくすごくおもしろい空間が広がっていた。
ポルシェ・ミュージアムを訪れた後は、メトロに乗って同じくドイツ車の王様的なメルセデス・ベンツの「メルセデス・ベンツ博物館」へ向かった。
Porsche Museum – ポルシェ・ミュージアム
開館時間:9:00~18:00
休館日:月曜日
入館料:8€
URL : https://origin-as-www.porsche.com/museum/en/
住所:Porscheplatz 1, 70435 Stuttgart, Germany
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