イヴ・サンローランが愛し、別荘にしたモロッコ・マラケシュにある「マジョレル庭園」。
マラケシュの新市街にある「イヴ・サンローラン美術館」を観た後は、そこから徒歩で3分ほどのところにある「マジョレル庭園」を訪れた。
周辺は雑多な旧市街・メディナと違ってすごく落ち着いた住宅街と言った雰囲気で壁面の植栽が綺麗だった。
マラケシュのオアシス「マジョレル庭園」
フランス人画家のジャック・マジョレルが作った「マジョレル庭園」は、彼の1980年代にイヴ・サンローランとパートナーのピエール・ベルジュが買取り、別荘として過ごす場所とした場所だ。
「マジョレル庭園」は、イヴ・サンローラン美術館と共通のチケットで入場することができ、特に並ぶことがないので楽チン。
入ってすぐに青と緑のタイルが印象的な噴水がある。
水盤を抜けて行くと竹林になっていて、モロッコにいるのに日本を感じさせる。
さらに進むといかにもモロッコらしい雰囲気のボタニカルガーデンになっている。
訪れたのが11月だったが、夏の暑い時期に訪れたらきっとより涼しげでオアシスのように感じるだろうと思う。
広い庭園内は回廊が回っていて、そこを歩いているだけで楽しい。
旧市街・メディナの喧騒とは無縁の静かなオアシスという感じになっている。
回廊の途中には休憩スペースやミュージアムショップ、カフェなどがあり色々な色彩が混じり合う。
ミュージアムショップには色彩豊かなアパレル商品やバック、帽子、雑貨などが売られていて、綺麗だけどモロッコにしては高い(笑)
モロッコらしい建築と緑に囲まれたパティオのカフェは居心地が良さそう。
マジョレルブルーが印象的な建築
マジョレル庭園を奥に進んで行くとマジョレルブルーが印象的な建築があり、イヴ・サンローランはこの場所を別荘として使ったそうだ。
アール・デコを基調とした建築は、庭園の中で絵画のように印象的に写る。
フォトジェニックなこの建築では、観光客がこぞってインスタ映えする写真を撮ってた(笑)
緑とマジョレルブルーのコントラストは、現実感がなくとても印象的。
建築同様に直線的な水路も自然と対比的で美しい。
マジョレルブルーや植物の緑、鉢植えなどの黄色、モロッコらしい土色など鮮やか。
庭園内を歩き回ると印象的なスポットがいっぱい。
庭園内には、71歳で亡くなったイヴ・サンローランを偲ぶモニュメントもある。
旧市街・メディナの喧騒から逃れ、オアシスのような「マジョレル庭園」を訪れると涼しさと一緒に芸術的な風景を観ることができる。
イヴ・サンローランの色彩のインスピレーションを感じる「マジョレル庭園」、「イヴ・サンローラン美術館」と一緒に訪れてみては!?
Jardin Majorelle – マジョレル庭園
開館時間:10:00~18:00
URL : http://www.jardinmajorelle.com/introduction-a-la-culture-berbere/
住所:Marrakech 40000 Morocco
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