小さい路地が迷路のように入り組むマラケシュ・メディナの世界最大の「スーク」が歩いているだけで楽しい。
マラケシュの旧市街・メディナには、世界最大の「スーク」が広がっている。
スークとは一般的には商業区域と言う意味ではあるが、マラケシュに限らずモロッコやその他のアラブ諸国でも小さな路地が網目のように張り巡らされているエリアのことだ。
マラケシュではおおよそジャマ・エル・フナ広場の周辺が巨大なスークになっている。
マラケシュ・メディナの世界最大の「スーク」
泊まっていた日本人宿からフナ広場に向かって行くと、いつの間にかスークに迷い込んでいる。
フナ広場周辺の道は賑やかな代わりにスリも多いらしいから注意が必要。
フナ広場同様にとにかく人がすし詰状態なところもいっぱい。
このマラケシュのスークはフナ広場含めて旧市街・メディナごと1985年に世界遺産に登録されている。
もともとマラケシュは沿岸部とサハラ砂漠の交易の要所として栄えてきたため、スークは多くの人や文化、物資が行き来してきた歴史を持つ。
衣料品からモロッコらしい雑貨、スパイスなど色々なものが売られていて歩いているだけで楽しい。
それぞれの通りで大まかに売られている商品が違っていて、「~のスーク」のように名前が付いている。
ところどころに小さな広場があって、広場でもお土産や民芸品を売る屋台が多く出店している。
スークを歩いていると日本語だけじゃなく中国語や韓国語で声をかけられる。
「コンニチハ、ヤスイヨ」「ニーハオ」っていう感じで。
他にも声をかけてきて勝手に案内してチップを請求する奴らもいる。
お土産にちょうどいい感じのモロッコ雑貨がいっぱい。
この後、砂漠ツアーとかフェズ、シャウエン行くからここで荷物を増やすのはちょっとなぁ、と思って何も買わず。
カラフルだし、日本にはないものだから見ているだけで楽しい。
砂漠ツアー用のモロッコらしい服やターバン、ストールもいっぱい売っていたんだけど、結局買わずだった。
旅行者だけでなく現地の人が普通に生活している場所でもある。
すごくいっぱいのお店と品数があるけど、こんなに売れるのかな!?
フナ広場同様に活気があって賑やかだ。
スークからフナ広場に出るところに京都の水道局のバイクが(笑)
お盆やモロッカンティーのグラスなど、多分女の子は好きだろうなぁと思う。
グラスは小さいから買って帰れば良かったとは思っている。
雑貨や衣料品だけでなく建具屋さんもあった。
流石に買って帰れないけど…
お店が途切れるところは茶色い壁にカラフルなドアなどモロッコらしくかわいい。
Medina – メディナ
世界遺産にも登録されている「マラケシュ博物館」
スークの中には世界遺産に登録されている「マラケシュ博物館」もある。
たどり着くには結構迷った結果、閉館30分前に入館…
このマラケシュ博物館は、19世紀後半に宮殿として建てられた建物で、至る所にモザイク模様が施され、いくつかあるパティオが綺麗。
特に中央のパティオは広く、さらに細かいモザイク模様の装飾と噴水、ランプシェードがあってすごく豪華。
いたるところにモザイクタイルの装飾があるが、宮殿であったことにも納得。
博物館の前はマラケシュで最初の女学校だったらしい。
床や壁、柱だけではなく木彫りの建具も細かい装飾がある。
展示室にはベルベル人の装具品や生活用品、現代のモロッコのアーティストの作品を展示している。
Museum de Marrakech – マラケシュ博物館
開館時間:9:00~18:30
休館日:祝日
入館料:50DH
URL : http://www.museedemarrakech.ma/plan_musee_de_marrakech.htm
住所:Place Ben Youssef, Marrakech-Médina 40000 Morocco
マラケシュにあるメディナの世界最大のスークは、ほとんど迷路で迷いながら散策したけど、歩いているだけで楽しかった。
それにもともとそんなにお土産買わないし、この後も旅程があったので何も買わなかったんだけど、歩いていると欲しくなるものがいっぱい。
マラケシュを旅行の最後にしてスークでお土産いっぱい買うのもアリだね。
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