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近未来的で流線型のデザインを楽しむ「ザハ・ハディド・デザイン・ギャラリー」を訪ねる。

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イギリス出身の貴族でメリット勲章まで受賞しているスター建築家、ノーマン・フォスターの建築はやはりロンドンにいっぱい建っている。

同じようにAAスクール出身で事務所もロンドンにあるザハ・ハディドの関連作品などがいくつかある。

そして、ロンドンにはザハ・ハディドのデザインを楽しむギャラリーまである。

 

「ザハ・ハディド・デザイン・ギャラリー」

ロンドンの北側、バービカン駅からゴズウェルロードを北に歩いて行くと、角地の一角にザハ・ハディドのデザインを楽しめる「ザハ・ハディド・デザイン・ギャラリー」はある。

ちゃんとオープン時間に行ったんだけど、鍵が閉まっていて、「せっかく来たのに閉まってるのかな!?」と思ったら、中から都度開けてもらう感じだった。

次に来たお客さんもちょっと戸惑ってた。

 

建築だけではないザハ・ハディドのデザイン

このギャラリーでは、スター建築家であるザハ・ハディドの建築だけではなく、家具やプロダクト、アクセサリーなど建築だけではないザハ・ハディドのデザインを展示している。

エントランスを入って正面すぐには、ザハ・ハディドらしいデザインの食器や花瓶、アクセサリーがあった。

 

近未来的で流線型のデザインの家具

さらに奥には、近未来的で流線型のデザインの家具が展示されていた。

ミラノサローネなどでもザハ・ハディドの家具を見ることはできるけど、これほど多くのザハデザインの家具を見られることはなかなかない。

アクリルでできたテーブルもその形状だけでなく、光を乱反射する様子が美しい。

壁掛けのシェルフも有機的な形が壁から生えているようだし、SF映画の世界のよう。

地下一階にも空間と一体になったようなデザインのソファがあった。

 

ファッションにもザハ・ハディドのデザイン

1階には、ザハ・ハディドがデザインしたアクセサリーが多数あったが、地下にはこんな流線型のデザインの靴も展示していた。

ファッションの分野ではあるけど、非常に空間的な要素が入ったデザインだと思った。

 

ザハ・ハディドのデザインプロセスを垣間見る

地下のスペースにはザハ・ハディドのデザインプロセスを垣間見ることができる模型やプロトタイプが展示されていた。

建築だけでなく、純粋な形状の検討などとてもおもしろい。

このあたりは建築のビッグプロジェクトの模型などがあり迫力がある。

ザハ・ハディドのデザインらしく3Dプリンタで作られた模型も多々あった。

 

「ザハ・ハディド・デザイン・ギャラリー」は、建築以外のプロダクトからザハ・ハディドのデザインの一貫性や合理性もよくわかる展示内容だと思った。

シティ・オブ・ロンドンからは少し外れた所にあるのだけど、ザハ・ハディドのデザインに興味がある人であればすごく楽しめるギャラリーなのでおすすめだ。

ZAHA HADID DESIGN GALLERY – ザハ・ハディド・デザイン・ギャラリー

開館時間:14:00~18:00
休館日:日・月曜日
電話:+44 20 7253 5147
URL : http://zaha-hadid-design.com/gallery
住所:101 Goswell Rd, London EC1V 7EZ UK

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2018-10-28 | Posted in 建築・都市, イギリス |キーワード : No Comments »  | 3,086 views

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