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2019.12.12

ドイツ・ベルリン市内でダークツーリズム!ベルリンの壁やナチス・ドイツの空港などを廻る。

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ベルリンでミース・ファン・デル・ローエが手掛けた「レムケ邸」を観た後は、次の場所まで時間があったのでベルリン市内をダークツーリズム。

3年前もベルリンでピーター・アイゼンマン設計の「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」や東西ドイツの国境検問所跡「チェックポイント・チャーリー」などを回った。

ドイツ・ベルリンで第二次世界大戦やホロコースト、東西冷戦の面影を感じるダークツーリズム。

 

東西ドイツを隔てた「ベルリンの壁」

訪れたイーストサイドギャラリーには、ドイツが東西に分裂していた時代の象徴であり、アーティストにより壁画が描かれた「ベルリンの壁」がある。

「ベルリンの壁」は、ここだけじゃなくベルリン市内の所々に残っていてアーティストによって様々な壁画が描かれている。

あまり知られていないが首都ベルリンはドイツの中央ではなく東側に位置していて、ベルリンの壁はドイツを東西に隔てたのではなく、西ベルリンをグルっと囲んでいた。

東ドイツの国家評議会議長のエーリッヒ・ホーネッカとソ連最高指導者レオニード・ブレジネフによる「兄弟のキス」の壁画が最も有名。

旧ソ連では男同士キスする文化があったのだけど、ドミートリー・ヴルベルが撮影した写真をもとにしている。

そして、壊された壁が売っていて、野菜を栽培した農家がわかるみたいに採掘した人の写真入り。

East Side Gallery – イースト・サイド・ギャラリー

URL : http://www.eastsidegallery-berlin.com
住所:Mühlenstraße 3-100, 10243 Berlin, Germany

翌朝、宿泊していたホテルからポツダム広場までランニング。

ここにもベルリンの壁の一部がモニュメント的に残っている。

Potsdamer Platz – ポツダム広場

住所:Potsdamer Platz, 10785 Berlin, Germany

 

ナチスドイツ時代に作られた「テンペルホーフ空港」

バスでベルリン市内を走ってると超巨大な建造物が姿を現した。

これは第二次世界大戦中にヒトラーの命で世界首都ゲルマニア計画の一環で作られた「テンペルホーフ空港」のターミナルの建物で当時としては世界最大の建造物。

ナチスの建物ということで今は滑走路が公園になっているくらいで全く使われていない。

巨大な空間が存在する内部なのでクラブとして使われたことがある。

ベルリン・フィルハーモニーが火災に見舞われた時には格納庫でコンサートが開かれた。

Flughafen Tempelhof – テンペルホーフ空港

URL : https://www.thf-berlin.de
住所:Platz der Luftbrücke 5, 12101 Berlin, Germany

 

今回改めて訪れたベルリンはかなり大都会で、その大都会の中に第二次世界大戦や東西冷戦の面影が残る場所がいっぱい。

徒歩やバスで市内を回るだけでもおもしろい。

本当はベルリンのクラブにも行ってみたかったんだけど、それはまた次回ということで。

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