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フィンランドには特徴的な教会がいっぱい!ヘルシンキにある特にかっこいい教会建築3選。

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フィンランドには図書館同様に特徴的な教会がいっぱいある。

確かにいかにもヨーロッパにあるようなヘルシンキ大聖堂も綺麗なのだけれど、ヘルシンキだけでも衝撃的にかっこいい教会建築がいくつかある。

 

岩山をくり抜いて作られた「テンペリアウキオ教会」

ティモ・スオマライネンとトゥオモ・スオマライネンのスオマライネン兄弟によって設計され、1968年に完成した「テンペリアウキオ教会」は、岩山をくり抜いて作られた衝撃的な教会建築だ。

中に入ってみると神秘的な雰囲気を感じるし、不規則な自然の凸凹があるので実は音響効果にも優れている。

ヘルシンキにある岩山をくり抜いて作られた「テンペリアウキオ教会」が衝撃的過ぎる。

Temppeliaukion kirkko – テンペリアウキオ教会

開館時間:10:00~17:00(火曜日12:00~・土曜日:10:00~11:45/13:45~17:00・日曜日:10:00~14:45/15:45~17:00)
入館料:€3
URL : https://www.helsinginseurakunnat.fi/artikkelit/helsinginkirkot
住所:Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki, Finland

 

静寂の教会とも言われる「カンピ礼拝堂」

ヘルシンキ中央駅などからもほど近いオフィスやショッピングモールが立ち並ぶカンピエリアにある「カンピ礼拝堂」は、2012年に開催された「ワールド・デザイン・キャピタル ヘルシンキ(WDC)」を記念して建設された木造の教会建築。

賑やかなエリアにありながら「静寂の教会」として、教会行事を行われることはなく市民が静寂と向き合うためにある。

ミコ・スマネンとキンモ・リントゥラ、ニコ・シルラの3人によるK2Sという設計事務所がデザインしたカンピ礼拝堂は、モミの木を何重にも重ねて作られていて、ファサードもかっこいいけれど、反響のすごく少ない内部の木質空間がすごく美しい。

内部は写真撮影できないのが残念。

Kampin kappeli – カンピ礼拝堂

開館時間:8:00~20:00(土・日曜日10:00~18:00)
URL : https://www.kampinkappeli.fi
住所:Simonkatu 7, 00100 Helsinki, Finland

 

フィンランド現代建築を代表する建築家ユハ・レイヴィスカによる「ミュールマキ教会」

残念ながら内部が改修中で観ることができなかったのだけど1番観たかったのが空港のあるエリア、ヴァンターにある「ミュールマキ教会」。

フィンランド現代建築の中でも評価の高く、アルヴァ・アアルトの後継者とも言われる建築家ユハ・レイヴィスカが手掛けた教会で、自然光と照明の使い方が素晴らしく、内部は光のマジックが広がる空間になっている。

レイヴィスカは「陽光」というキーワードでこの建築を語っているけれど、次回ヘルシンキを訪れたらその空間を絶対に体験して観たいと思っている。

 

北欧の国々の中でもアルヴァ・アアルトというモダニストの巨匠を生んだフィンランドの教会建築は、従来の教会とは全く異なるアイディアでできていて、すごく美しいものばかりでおもしろかった。

残念ながら「ミュールマキ教会」だけは内部を観ることができなかったのでリベンジしたい。

ヘルシンキに滞在した後は、バスでフィンランドのヘルシンキからポリまでバスで移動した。

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