アルヴァ・アアルトが設立した「アルテック」のフィンランドの旗艦店に行ってきた!
フィンランド初日の最後は、ヘルシンキの中心部にあるアルヴァ・アアルトが手掛けた「アカデミア書店」を訪れた。
そのアカデミア書店の隣には、アルヴァ・アアルトや妻アイノ・アアルトら4人によって設立されたフィンランドの家具ブランド「アルテック」の旗艦店がある。
アカデミア書店を出た後は、既に閉まっていたので後日改めて行ってみた。
アアルトらが設立した家具ブランド「アルテック」の旗艦店
「artek(アルテック)」は、1935年にアルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールによってヘルシンキに設立された。
フィンランドと日本の外交関係樹立100周年の今年の4月に日本初の直営店が表参道にオープンした。
訪れたときにディスプレイされていた「スツール60」や「ティートローリー」はあまりにも有名。
アアルトらしい北欧デザインを堪能できる
このアルテック旗艦店の店内は、見渡す限りアアルトらしいフィンランドの北欧デザインがいっぱい。
アカデミア書店内にあるカフェ・アアルトでも使われていた照明「ゴールデンベル」や一人掛けソファ「アームチェア・タンク」などアアルト全開!
イサム・ノグチの家具や照明もあるけれど、フィンランドらしいテキスタイルデザインのファブリックが使われていてかわいい。
2階に昇るとより生活に密着したインテリアにスタイリングされていた。
やっぱりアアルトたちがデザインしたアルテックの家具には、緩やかな曲線を使った造形と木を使ってナチュラルな雰囲気のデザインは惹かれるものがある。
日本を感じるデザイン
フィンランドを旅行していてどこか日本っぽいものが多くて親近感を感じていたのだけれど、それはフィンランド人にとっても一緒らしい。
イサム・ノグチの家具や照明を取り扱っていることもあるけれど、雑貨のコーナーに行くと特に日本を感じるデザインに出会うことができた。
ハッリ・コスキネンがデザインを手掛けた岩手の南部鉄器の他にも日本的なモノづくりを直に感じる器や茶器がいっぱい。
見ていて安心してしまうデザインが多かった。
日本にも直営的はできたけれどヘルシンキにある「アルテック」の旗艦店は、訪れてみるとアアルトやフィンランドの北欧デザインをより理解できるのでオススメの場所だ。
扱っているのが家具なだけにお土産に買って持ち帰るのは難しいのだけれど、アアルトのデザインした家具のミュージアムとも言えるのですごく楽しめた。
Artek Helsinki – アルテック・ヘルシンキ
営業時間:10:00~19:00
定休日:日曜日
URL : https://www.artek.fi/
住所:Keskuskatu 1 B, 00100 Helsinki, FInland
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