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コンテンポラリーアートを集めた美術館、SANAAによる「ニュー・ミュージアム」に行ってきた。

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グランド・セントラル・ステーション」のオイスターバーでランチした後は、マンハッタンのSOHOエリアに移動した。

前日まで快晴が続いていたのに朝から曇ってたと思ったら雨が降って来た。

地下鉄から出たら小走りで屋根のある場所を辿っていく。

 

SANAAによる「ニュー・ミュージアム」

小雨の中たどり着いたのは、2007年にリニューアルオープンした「ニュー・ミュージアム」。

今更説明するまでもないけれど妹島和世氏と西沢立衛氏によるユニットSANAAによる設計で、メッシュ状の箱が積み重なったようなデザインが特徴的。

周囲の画一的なビルと違ってファサードが面として存在しなくて立体的になっているので、それほど大きなスケール感には感じさせないようになっている。

 

パブリックスペースのような地上階

ニュー・ミュージアムの1階は通りに面してガラス張りになっていて入りやすい雰囲気になっている。

美術館のチケット売り場の他にカフェや本中心のミュージアムショップがあって、市民や美術館自体を目的とする人以外も居心地がいい空間になっている。

奥にあるカフェもカジュアルで使いやすくて、実際にかなり長居する人もいた。

 

フロアによって異なる大きさの展示室

レセプションでチケットを買って最上階へエレベーターで昇る。

雨の日割引があるらしく通常$18のチケットが$8だった(笑)

ニュー・ミュージアムでは、異なる大きさの箱を積み重ねているので、各フロアは異なる大きさの展示ルームとなっている、

展示室自体はホワイトキューブ的だけれどその分色々なアーティストの作品が展示刺されていた。

もともとSOHOは個性的なギャラリーが数多く集まるエリアで、その存在を踏襲して無名でも将来性のあるアーティストの作品を展示。

かなり巨大な作品も展示されていて迫力満点。

企画展によってはコンテンポラリーアートの中でもかなり奇抜な作品に出会うことができる。

これがアート!?みたいなものもあるけれど、それはニューヨークらしくかなり前衛的なことの現れだと思う。

天気がいいと屋上などにも出られるのだけど、この日は雨が降って来てしまったので、展示室とライブラリーなどの空間だけ観てきた。

 

SOHO地区にできた「ニュー・ミュージアム」はSANAAらしく図式をそのまま建築にしてしまうミニマルなデザインの美術館だった。

展示内容もコンテンポラリーアートとしても前衛的でおもしろいのでニューヨークらしい感じがした。

そして2022年にはレム・コールハース率いるOMAによる新館が完成予定。

床面積も2倍になって、さらに拡張されるようで、また3年後、訪れてみたいと思った。

New Museum – ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート

開館時間:11:00~18:00(木曜日~21:00)
休館日:月曜日
入館料:$18
URL : https://www.newmuseum.org
住所:235 Bowery, New York, NY 10002 USA

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