マチュピチュ村が日本の温泉街っぽいなぁと思ったらやっぱり日本と深いつながりがあった。
「インカレイル」のストライキのせいでたったの1時間半の滞在になった「マチュピチュ」。
本当はもっとゆっくり観て回りたかったんだけど、往路の列車の時間も遅いし、最終の飛行機でリマに戻らなきゃだし、大慌てだった。
その「マチュピチュ」へはふもとの村からバスで向かうのだけど、そのふもとの村が実はおもしろい。
日本の温泉街っぽい雰囲気のマチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)
インカレイルを降りて駅を出てマチュピチュ行きのバス乗り場に向かうと、真ん中に川が流れて左右に建物が連なるこの風景。
ものすごい既視感を感じざるを得ないこの風景は、日本の温泉街そのものに見える。
もちろん細かいところを見ればペルーなんだけど、全体的な構造とスケール感が日本各地にある温泉街の風景にすごく似ている。
渓流と建物の関係もやっぱり日本を感じる。
こんな鉄道が走っているところはないけれど、昔あったかも知れない日本って感じ。
台湾には今でもありそう。
マチュピチュが日本の温泉街にしか見えない件 pic.twitter.com/TU8v4zZdqA
— Aki (@shiki_no_kaze) May 20, 2019
丁度マチュピチュ行った後くらいにTwitterで話題になってた。
自分以外のみんなにも温泉街に見えるとは。
マチュピチュ村の初代村長は日本人!
気になってググってみたらそもそもこの村を作ったのは野内与吉という福島県出身の日本人で、クスコからの鉄道を完成させるのに重要な役割を担っていたり、ホテル・ノウチという村で初めてのホテルを開業させたり、水力発電所を作ったりと尽力したのだという。
この村の土砂崩れによる大災害からの復興のために野内与吉は初代村長にまでなったこと含めて行った後に知った!
気持ち良さそうな温泉もある!
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そしてこのマチュピチュ村には、温泉街の雰囲気があるだけじゃなく本当に温泉がある。
これも野内与吉が温泉が湧き出ているのを発見して、村の人たちに健康にも良いと進めたのが始まりらしい。
事前に知らなかったので行けなかったけど、村の中心のアルマス広場から徒歩15分くらいのところに水着着用で20ソルで入ることができる温泉もある。
7つの湯船があるらしく温泉にうるさい日本人でも楽しめそう。
そもそも何の情報も持たずに訪れてしまったマチュピチュとふもとの「マチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)」。
村自体の雰囲気もいいし、日本と深いつながりがあったと知っていたらここに滞在したかった。
またマチュピチュに行くことがあるかどうかは怪しいけれど、次回訪れたらこの村に宿泊して温泉も楽しんだ上でマチュピチュを満喫したいと思った。
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