9年間の工事が終わりリニューアルオープンした「サン・アントニ市場」に行って来た。
「サン・アントニ図書館」を訪れた後は、そのすぐ近くにある「サン・アントニ市場」という市場に立ち寄ってみることにした。
お昼にサンタ・カタリーナ市場も行ってるので市場のハシゴになるかな。
2018年5月にリニューアルオープンした「サン・アントニ市場」
バルセロナのサン・アントニ地区にあるサン・アントニ市場は、2009年から9年間がかりの改修工事が終わり、去年5月にリニューアルオープンした新しいスポットだ。
もともとは1882年にアントニ・ロビラ・イ・トリアスという建築家によってデザインされた市場で、十字型の平面をしていて、赤い独特のファサードを持っている。
同じモデルニスモ建築の「バレンシア中央市場」ともどことなく似てい気がした。
市内で一番大きい市民のための市場
今回リニューアルされたサン・アントニ市場は、これまでの歴史ある建物の外観はそのままに内部を完全リニューアル。
約235の店舗が入居していて、52の生鮮食品の店舗があり、地下にはスーパーを収容して地元密着型の市場になった。
リニューアルするにあたってボケリア(サンジョセップ市場)のように観光客でごった返すような市場にするのではなく、もともとの地元の人たちが買い物にくるような市場を目指したのだそうだ。
ヨーロッパで一番と言われたボケリアは、観光客が多すぎてまともにご飯も食べられないし、地元の人は全然いなくなっちゃったので、サン・アントニ市場は今バルセロナらしさを一番感じられる市場かもしれない。
サン・アントニ市場は、今ではボケリアやサンタ・カタリーナ市場を超えてバルセロナで一番大きな市場になったらしい。
十字型の平面の中心に行くとドーム型の天井が印象的。
今っぽいお店あるけれど、やはりお客さんも程よいくらいしかいないのでちょうどいい。
美味しそうな魚介類いっぱい!
美味しい生牡蠣を食す!
何か食べようと思っていたら、一際目立つオイスターバーを発見。
色々な種類の牡蠣を取り揃えていて、生で食べられる。
お店の人にオススメを聞いて、シャンパンと4種類の牡蠣を注文してみた。
そのままだったり、ポン酢だったり、ビネガーだったりと4種類の食べ方でどれも美味しい。
しかも1つ3.5€とリーズナブル。
「サン・アントニ市場 」は、何よりも観光客が少なくてゆっくりと楽しめるのがいいところ。
今回はオイスターバーで牡蠣だけしか食べていないけれど、次回はもっと色々食べ歩きしてみたいなぁと思う。
Sant Antoni Market – サン・アントニ市場
営業時間:8:00~20:30
定休日:日曜日
URL : https://www.mercatdesantantoni.com
住所:Carrer del Comte d’Urgell, 1, 08011 Barcelona, Spain
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