J-waveの別所哲也さんの朝の番組「モーニングレディオ」でフランク・ロイド・ライトについて話しました!
4月9日から始まるミラノデザインウィークのためにミラノに滞在。
そんな中、運営しているWEBマガジン( #casa )の記事を読んでJ-wave の別所哲也さんの朝の番組「モーニングレディオ」の人から連絡があって、ラジオ出演してしまった!
4月9日はフランク・ロイド・ライト没後60年
2019年の4月9日は、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト没後60年ということで、フランク・ロイド・ライトの建築について電話録音で出演。
海外なので、時差もあるから東京だと午前中、ミラノだと夕方の時間帯にラインで電話で話した。
J-wave は、設計事務所勤務時代からいつも聞いてるので、そこに出演ってちょっと不思議だし、緊張した。
一応話した内容を紹介。
フランクロイドライトの建築、今見ても斬新な魅力とは?
特にフランク・ロイド・ライトの住宅作品などに見られる水平に伸びて自然と融合する「プレーリースタイル(草原方式)」は、東京など各都市に見られる高層建築に対して、低く抑えられた屋根や水平を強調したデザインが特徴的。
自然豊かな場所など、外部環境にも有機的に接続して、解放的な構成が居心地の良さを感じさせてくれる。
また、土着的な文化や暮らし方とモダニズムらしいインターナショナルスタイルが融合している点も普遍的でありながら、その場所や風土に対して溶け込んでいて、愛着が生まれる。
この季節に東京の建築を見て回れたらどんな場所やコースがオススメ!?
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フランクロイドライトの建築で言うと、本当は愛知の明治村に移設された「旧帝国ホテル正面玄関」と言いたいところですが、難しいので池袋にある「自由学園明日館」。
様々なCMやドラマ、映画などのロケ地にも使われていて、その特徴的な建築は建築に興味がある人でも知識がない人でも楽しめるのではないだろうか。
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ライトの弟子にあたる遠藤新による「目白ヶ丘教会」は、日本ではなかなか見ることのできないライトの建築の雰囲気を感じられるかも知れない。
また、ライトやミース・ファン・デル・ローエとともに近代建築の三代巨匠に数えられるル・コルビュジエの建築で「国立西洋美術館」は、コルビュジエの展覧会も開催中なのでオススメ。
日本唯一のル・コルビュジエによる建築で、世界遺産にも登録されているし、同じ時代に活躍したライトの建築との違いを感じてもらえたらいいと思う。
また、国立西洋美術館の目の前にある「東京文化会館」はル・コルビュジエの弟子に当たる前川國男の建築。
これも折角なので合わせて見たら楽しいと思う。
と、こんな感じで話した。
放送されたのは4月9日で、ミラノにいるから聴くことができなかったけど、聴いた人からは意外に好評だったらしい。
後でradiko でも聞けるらしいけど、自分のトークって改めて聴くのが恥ずかしいなぁって思ってる。
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