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モスクワにあるレム・コールハース率いるOMAが設計を担当した現代美術館「ガレージ」。

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スープカフェで「ボルシチ」を食べて暖まった後は、モスクワに立ち寄ってみる理由になった美術館に向かった。

この日のモスクワはお昼くらいになって多少気温も上がったとは言っても極寒の世界。

地下鉄のオクチャーブリスカヤ駅を降りて、道に迷って周囲の人に道を聞きながら、剛力彩芽ではなくゴーリキー公園に向かう。

 

モスクワ現代美術館「ガレージ」

ゴーリキー公園の中にあるのがモスクワ現代美術館、通称「ガレージ」だ。

写真を撮ろうにも寒すぎて手がかじかんでうまくカメラ持てない…

「ガレージ」は、あのイギリス・プレミアリーグのチェルキーFCのオーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏の妻ダーシャ・ジューコワ氏によって設立された現代美術館。

旧ソ連時代の廃墟をレム・コールハース率いるOMAの手によってリノベーションされ、現代的な建築に生まれ変わった。

愛称の「ガレージ」の通り建築自体もガレージ的な印象のファサードを持っている。

メインエントランスはガレージのように上にスライドする壁面が特徴的。

 

1階は明るいオープンスペース

中に入ると天井が高くダブルスキンのポリカーボネートが外の光を取り入れていて、開放的でとても明るい空間が広がっている。

廃墟の壁画もインテリアとしてうまく取り入れられていた。

1階部分はレセプションやミュージアムショップ、カフェなどがあり気軽に利用できる空間になっている。

外に出たら寒いけれど、外部空間のようなスペースは寒いモスクワではより一層居心地が良く感じられる。

Wifiもあるカフェは多くの人が利用していた。

大階段は座って思い思いに過ごすこともできる。

大階段の奥には無料で入場できるギャラリーも合って、気軽にアートを楽しむことができる。

一応、社会共産主義国でありながらもこういうリベラルな感じは意外。

ミュージアムショップはガレージのオリジナルのグッズの他に村上隆など日本のアーティストのグッズもいっぱいあった。

 

ロシアのコンテンポラリーアートを気軽に楽しむ

レセプションでチケットを買って、クロークに荷物を預けて2階の展示室へ。

美術館というよりニューヨークやロンドンのギャラリーみたいな空間は、カジュアルに新しいコンテンポラリーアートへの出会いを期待させてくれる。

2階の展示空間も間仕切りがなく非常にオープンなスペースになっている。

ダブルスキンのポリカーボネートから明るい光が入って美術館としてはしっかりと機能しているけど、ラフな展示空間は権威性を感じないので気軽にアートに触れることができる。

内装はそっけないけれど逆にそれがラフさと展示されているアートを邪魔しない感じ。

単純な平面の展示空間だけど、外部の光を絞ったり、アイレベルで視界を遮ったりと色々なスペースが存在する。

既存の壁面をそのまま活かした場所もある。

既存の壁面や光の調整で単純なホワイトキューブではない空間が実現されていた。

展示されているアートもロシアのものだからか、あまり他では見ないような印象だ。

OMAのすごい所の一つにインテリアが工業用部材などで構成されていてもチープに見えないことだと思うけど、このエレベーター部分なんかはその最たる場所だと思う。

 

居心地がいいカフェで休憩

一通り館内を観た後はミュージアムカフェで休憩。

モダンな建築の中にちょっとレトロな椅子や伝統的なカーペットなんかが使われていておもしろい。

地下のトイレもアートで彩られていてかっこいい。

 

今回なかなか行く機会もないと思っていたモスクワで観たかった「ガレージ」を訪れた。

もちろんレム・コールハース率いるOMAが手がけたこともあるけれど、ヨーロッパにアジアの要素もちょっと入って現代的な建築やアートは、ちょっとロシアやモスクワのイメージが変えさせてくれた。

観光ではもちろんトランジットでモスクワを訪れたら是非立ち寄ってみて欲しい美術館だ。

Garage Museum of Contemporary Art – モスクワ現代美術館「ガレージ」

開館時間:11:00~22:00
入館料:500RUB
URL : https://garagemca.org
住所:Krymsky Val, 9 строение 32, Moskva, Russia 119049

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