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グラナダにある世界遺産でありイスラム建築の最高傑作「アルハンブラ宮殿」に行って来た。

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グラナダを訪れたのはもちろん「アルハンブラ宮殿」を観るためだ。

事前に公式サイトでチケットを予約。

お昼ご飯に人気バル「ボデガ・カスタネーダ」でランチをしてから早速出掛けた。

 

緑豊かな丘の上に建つ「アルハンブラ宮殿」

アルハンブラ宮殿は、丘の上にあるので長い坂道を登って行く。

坂道にはお土産屋やバルが連なる。

バスでも行けるんだけど、ひたすら徒歩で登っていと「ザクロの門」と言われる城壁の入口を通る。

ここからもさらに坂道が続く。

アンダルシアは強い日差しの太陽と荒野のイメージだったのだけど、アルハンブラ宮殿は緑豊かな森に囲まれていて、イメージとは全然違うものだった。

「裁きの門」「車両の門」などところどころ城壁沿いに門がある。

この「裁きの門」は、アルハンブラ宮殿の中心部への近道。

ここがメインエントランス。

 

イスラム建築の最高傑作「アルハンブラ宮殿」

城壁の中に入るとイスラム建築の最高傑作「アルハンブラ宮殿」の城壁の巨大さがわかる。

メインエントランスから中へ。

 

緑豊かな庭園が続く。

城壁内には「パラドール デ グラナダ」など幾つかホテルがある。

絶好のロケーションじゃん。

砲台もある。

中に入ることはできなくても、城壁内にはサンタ・マリア教会という教会もあった。

 

ルネッサンス様式の「カルロス5世宮殿」

アルハンブラの中心部付近にある大きな建物は、コルドバのメスキータにカテドラルを増設させるほど建築好きだったカルロス5世が新宮殿として建設した「カルロス5世宮殿」。

ミケランジェロの弟子だったペドロ・マチューカが設計を担当し、当時最新のルネッサンス様式を使って建設が始められた。

このカルロス5世宮殿、資金不足で建設が途中で中止され、18世紀になってから建設が再開されて初めて屋根がかかったのだそう。

中央に向かって円形の空間が迫力があっておもしろい。

イスラム建築の要素が強いアルハンブラ宮殿では、全く異質な空間が広がっている。

強烈な図式性でローマにあるような建築だった。

1階にはアルハンブラ博物館、2階には美術館がある。

 

ナスル朝宮殿に入れず…

予約したチケットが15:00~だったのだけど、アルハンブラ宮殿の心臓部「ナスル朝宮殿」ではなくメインエントランスの入場時間だと勘違いしていて、肝心のナスル朝宮殿に入れず。

結局チケット撮り直して次の日にもう一度並んで入場した(笑)

ナスル朝宮殿の記事はまた明日。

グラナダにあるイスラム建築の最高傑作の一つ「アルハンブラ宮殿」の心臓部「ナスル朝宮殿」

 

アルハンブラで最も古い「アルカサバ」

「ぶどう酒の門」を抜けると「アルカサバ」

要塞って感じがする。

「アルカサバ」は、アルハンブラで最も古い場所。

ナスル朝宮殿などの住宅街部分に対してアルカサバは軍事要塞に当たる。

アルカサバからは世界遺産のアルバイジン地区を見渡すことができる。

天気が良かったらもっとアルバイジンの白と青い空のコントラストで綺麗だったんだろうと思う。

こっちはグラナダ市街。

アルハンブラ宮殿の城壁と森の風景が綺麗。

 

水の宮殿とも言われる「ヘネラリフェ」

アルカサバを観た後は、メインエントランスの方に一旦戻って城壁の外側へ向かう。

チノス坂を挟んで反対側、太陽の丘を越えるとここにも綺麗な庭園が広がっていた。

さらに進むとあるのが「ヘネラリフェ」。

ヘネラリフェは、14世紀に作られたナスル朝の別荘。

いたるところに雪解け水を利用した噴水が作られていて「水の宮殿」とも言われている。

中庭の周辺には回廊が回っていて周辺の緑が見渡せる。

回廊の壁にはイスラム教らしい装飾が施してある。

中央にある「アセキアの中庭」は、イスラム教の庭園を代表する庭園。

ここにもイスラム教的な装飾があって開口部からはアルバイジンを見渡すことができる。

緑に赤の色が印象的で、晴れていたらもっと綺麗だったと思う。

至るところに噴水があるけど、当時はさらに多くの噴水があったらしい。

色々な形の庭園が続く。

建物の外観はとても質素だが、華やかな庭園や繊細な装飾があるのがイスラム教建築なのかも。

アルカサバやアルハンブラの城壁を見渡す。

緑や水場を見ていると、なんとなくだけど、アンダルシアの強い日差しの中でアルハンブラはオアシスのような楽園だったのだろうと思う。

城壁の周りにも小さい庭園のようなスペースが数多くあった。

 

チノス坂を下る

帰りは違う道を通りたいと思ってチノス坂を降って帰った。

急な石畳の坂道が続く。

雨ですごく滑りやすくなっていた。

 

この日は心臓部に当たるナスル朝宮殿やバルタル庭園は見られなかったのだけど、アルハンブラ宮殿は、アルカサバのような軍事要塞としての機能と住宅街としての都市機能がある華やかな場所だった。

そんなわけで肝心のナスル朝宮殿やバルタル庭園は次の日観たので、次の記事で紹介します(笑)

Alhambra – アルハンブラ宮殿

開館時間:9:00~18:00(9:00~15:30)
休館日:月曜日
入館料:14€
URL : http://www.alhambra-patronato.es
住所:Calle Real de la Alhambra, s/n, 18009 Granada, Spain

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