パリにある「ポンピドゥーセンター」の分館がマラガにもあったので立ち寄ってみた!
マラガの街からビーチに向かって歩いているとカラフルなキューブが目に付いた。
かなり大きなガラスのキューブで、その名も「cube」という作品名、すごく目立つ。
フランス人であるダニエル・ビュレンヌというアーティストの作品だ。
遠くから見たらただのアートかと思ったけどその下に何かあるらしい。
パリのポンピドー・センターの分館「マラガ・ポンピドゥー・センター」
下に降りる階段の所に「ポンピドゥー・センター」の看板があった。
マラガに来てから初めて知ったけど、パリにあるあの「ポンピドゥー・センター」の分館があった。
ビーチを散歩してご飯を食べた後、雨が降って来たこともあって、雨宿りがてら美術館の中に入ってみることにした。
パリのポンピドゥー・センターは、レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースが設計した革新的な建築。
マラガのポンピドゥー・センターは、Javier Pérez De La Fuente と Juan Antonio Marín Malavé という2人のスペイン人建築家による設計だ。
エントランスで入館料を払ってそのまま1階からスロープで下の方へ向かう。
1階以外は地下に埋まっているが、「cube」という作品を通して地下に自然光が差してくることもあって明るい。
1階にはほぼ作品はなく、階段で地下降りる。
多くの現代アートの展示
パリのポンピドゥー・センターは、モダンアートのマスターピースを集めたような展示だが、マラガは平面、立体に関わらず現代アートが多いような気がする。
企画展も常設展もユニークな現代アートばかりだ。
中央の「cube」は、ポンピドゥー・センター自体の建築とも一体になって、その存在感を表している。
下から見ると普通に建築の一部のよう。
「cube」の下の空間は何も使われていなくて、日本庭園の砂利を敷き詰めたようなスペースだけがあった。
マリオの鼻みたいな顔のアート。
地下の展示空間だが、天井も高く意外にも開放的だ。
背の高いアート作品も余裕で見ることができる。
建築の展示もおもしろい
パリのポンピドゥー・センターの模型も展示されていた。
ポンピドゥー・センターらしく建築の展示にも力を入れていることが良くわかる。
ル・コルビュジエによる名作集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の模型も迫力ある。
MVRDVのハノーヴァー万国博覧会のオランダパヴィリオンの模型もあって、おおよそ有名な建築作品の模型が並んでいた。
予期せず見つけたポンピドゥー・センターの分館で色々な現代アートが面白かったし、見終えて出る頃には雨も止んでいたのでちょうど良かった。
マラガと言えばピカソ美術館などが有名だけど、このポンピドゥー・センターのマラガ分館も結構おすすめだ。
Centre Pompidou Málaga – マラガ・ポンピドゥー・センター
開館時間:9:30~20:00
休館日:火曜日
入館料:7.5€
URL : http://www.centrepompidou-malaga.eu
住所:Pasaje Doctor Carrillo Casaux, s/n, 29016 Málaga, Spain
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