イギリス・ロンドンにある世界最大の巨大な博物館の一つ「大英博物館」に行って来た。
ロンドンでは、あの「大英博物館」のすぐ近くのシティ・オブ・ロンドンの北側に滞在していた。
「テートモダン」とか「シティ・ホール」を訪れた次の日、そんなに興味はなかったのだけど、近くなので朝一のオープン直後に行ってみることにした。
世界最大の博物館「大英博物館」
興味はなかったのだけど、「大英博物館」と言えば多分世界一有名な博物館で、映画の「ハムナプトラ」なんかでも名前が絶対出てくる存在。
世界最大の巨大な博物館の一つと言っていいようなレベル。
約800万点の収蔵品があって、常設展示されているものだけでも15万点もある。
美術館ならパリの「ルーブル美術館」、博物館ならロンドンの「大英博物館」と言った感じだと思う。
入館するのにセキュリテイは厳重なのだけど、入場はテートモダン同様に無料で、ロンドンの文化に対する意識の高さが伺える。
ノーマン・フォスター設計の「グレートコート」
大英博物館に入ってすぐにある、大きなホール「グレートコート」は、「シティ・ホール」などと同様にノーマン・フォスターの設計。
大英博物館の重要な場所を任されているノーマン・フォスターは、イギリスの貴族の生まれで、プリツカー賞やメリット勲章までもらっているイギリスを代表する存在で、相応しい建築家なのだと思う。
ガラスの大屋根がかかっているグレート・コートは、室内で空調などのコントロールがされている場所でありながら自然光が入って明るく、外部空間のような心地良さがある。
世界各国から持ち込まれた貴重な所蔵品の数々
所蔵品は数が膨大なだけでなく、文化的・歴史的に見ても貴重なものが多く、世界のありとあらゆる場所から持ち込まれている。
イースター島のモアイ像もその一つ。
ここは中国の物品が展示されたエリアだが、そこからアジア、ヨーロッパと見ていくと、かつてのシルクロードの存在感が何となくわかったような気がしてくる。
これはインドのジャイナ教などの寺の壁画を大々的に展示しているスペース。
数年前のインドを思い出す。
日本の文化を伝える展示もあり、なかなかの人気で人がいっぱい。
保存状態が良いものばかりで、日本でもなかなか見られない展示でおもしろかった。
大英博物館の中でも、ツタンカーメンなどが展示されているエジプトの展示エリアは大人気。
多くの人でいつもごった返していた。
ミイラなど生々しいものもそのまま展示していて、リアリティがある。
他にもギリシャやローマ時代の所蔵品が展示されているエリアは、時代や場所の特性が良くわかる。
かつての彫刻作品もとても綺麗。
ローマ時代の展示は多くの面積を要していて見切れない(笑)
今回は正直、ノーマン・フォスターが設計した「グレート・コート」だけ見られればいいや、と思って入ったのだけど、なんだかんだで世界各国からの所蔵品はやはり見ていておもしろかった。
ただ、丸一日あっても絶対に見終わらないので、ゆっくり滞在できるときにまた訪れたいと思った。
The British Museum – 大英博物館
開館時間:10:00~19:00
入館料:無料
電話:+44 20 7323 8299
URL : https://www.britishmuseum.org
住所:Great Russell St, Bloomsbury, London WC1B 3DG UK
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