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国立新美術館で開催中の安藤忠雄の過去最大級の個展「安藤忠雄展-挑戦-」に行ってきた!

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今六本木の国立新美術館で開館10周年記念の展覧会として開催中の「安藤忠雄展-挑戦-」に行ってきた。

今回の展覧会は安藤忠雄氏のものとしては過去最大級となる個展でかなり注目度が高い。

安藤忠雄氏は1941年大阪に生まれ、「住吉の長屋」で日本建築学会賞を受賞してセンセーショナルなデビューを飾り注目を集めた。

その後日本国内から世界へと進出して1995年にはプリツカー賞を受賞した。

ほどんとはリアルタイムでは知らないが、建築を学び始めた学生時代に表参道ヒルズのプロジェクトが始まり、東京駅で個展が開かれていて観に行ったのを思い出す。

「住吉の長屋」風のエントランスが来訪者を迎える。

 

安藤忠雄の源流と仕事を垣間見る

会場を入るとすぐにm安藤忠雄氏が建築家として活動を始める前に、世界中に旅に出た時のスケッチが展示されていた。

大阪の安藤忠雄事務所が再現されたスペースがある。

TVなどでは観たことあったけどこんな感じで再現されると中々の迫力だ。

 

歴代の名作住宅作品を展示

次のコーナーでは「住吉の長屋」から始まる安藤忠雄氏の名作と言われる住宅作品を展示。

模型や写真だけでなく安藤忠雄氏の初期段階のスケッチなども展示されている。

 

国内外のビッグプロジェクトの模型

中央の最も大きなスペースでは国内外のビッグプロジェクトを展示。

ヴェネチアの美術館「プンタ・デラ・ドガーナ」や上海の劇場「上海保利大劇院」の巨大な模型があって大迫力だ。

中央には「直島の一連のプロジェクト」のインスタレーションが、川崎昭氏の音楽と一緒に巨大な模型とスクリーンに表現されていた。

また直島行きたいぁ、って思ったり。

 

リアルスケールで「光の教会」を再現!

今回の展覧会最大の目玉となるのが、原寸大で再現された「光の教会」。

国立新美術館のテラスに現れた「光の教会」は、鉄骨造にプレキャストコンクリートのパネルで作られている。

大阪府茨木市にある実物と異なり、十字架のスリットにはガラスが入っていなくて、安藤忠雄氏が最初にやりたかったことがここで実現している。

リアルスケールの「光の教会」は、静寂の中に光の十字架が現れ、圧倒的な美しさと空間体験をくれる。

大阪の実物も訪れてみたくなった。

 

安藤忠雄氏の最大の展覧会は、もちろんその作品の美しさや迫力を表現しているが、ひたすら走り続けるその姿を見せてくれた気がする。

実はプレス内覧会でも来たんだけど、その時は名だたるビッグネームの有名人がいっぱいだった(笑)

国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展-挑戦-

会期:2017年9月27日(水)〜12月18日(月)
休館日:火曜日
開館時間:10:00~18:00(金曜日・土曜日〜20:00)
※9月30日(土)、10月1日(日)は22:00まで
※入場は閉館の30分前まで
入場料:一般¥1,500
会場:国立新美術館 企画展示室1E + 野外展示場
東京都港区六本木7丁目22−2

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