グジャラート州は「井戸」が建築みたいで芸術的。アーメダバードで観た階段井戸が美しかった!
インドの旅は基本的には近代・現代建築を観てまわっているのですが、ホテルの人たちやリキシャの運転手にも勧められた場所にも行ってきた。
昔はグジャラート州の人達に取って水は相当貴重なものだったらしく大きな井戸が幾つかあるのだとか。
ダーダー・ハリ階段井戸
観光地と聞いていたけど、ほとんど人がいなくて周りでくつろいでいる地元の人が2,3人しかいなかった。
そもそもアーメダバード来る観光客ってあんまりいないんだろうな。
見学料金は無料、というかほうっておかれてる感じで勝手に観に行って大丈夫そう。
到着して井戸って、と侮っていたけど、見下ろすと驚いた!
ちょっと高所恐怖症なオレには怖かったけどこれが井戸!?って思った。
500年も昔に作られたんだそうで、建築としても面白かった。
これは屋上に上がって1階を見下ろしたのではなく、地上からみた井戸の下。
下る階段から井戸を観る。
奥行きも結構あって神殿と言われても納得してしまいそう。
壁面の装飾も綺麗だが、敬虔なイスラム教らしく偶像などは描かれてなくて純粋な模様のみで構成されている。
井戸を降りて行く途中から上を見上げると空が見える。
水が貴重で真夏は50℃を超える暑さのため、階段井戸が水を貯めるだけでなく人々が涼むためのものだったんだそう。
この長方形の空間は水ではなく人が出入りする空間だったらしい。
こっちの円形の空間が実際に貯水していた方だとか。
神棚!?みたいなものが各階に付いていて、どこか神秘的な雰囲気が漂う。
貯水するのにこの装飾必要!?って(笑)思ったけどただスゴイ。
地上にはこういう東屋みたいなものがある。
隣にはモスク
隣には特にガイドブックとかには載ってるわけじゃないけどモスクがある。
モスクにもあまり人はいない。
1,2人いたみたいだけど。
デザインは階段井戸と似ている感じ。
できた年代などの詳細は不明。
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