オランダ・ロッテルダムにあるMVRDVが手掛けた衝撃的な建築「マルクトハル」を再訪。
オランダ・ロッテルダムにあるレム・コールハース率いるOMAによる「クンストハル」を訪れた後は、夕方ベルギーのアントワープ行きのバスの時間まで市内をプラプラ。
ロッテルダムは4年前に来たことがあったし、観たいと思っているものは観てしまっていたんだけど、おおよその道は分かるし改めて観て回ることにした。
MVRDVが手掛けた「マルクトハル」
改めてもう一回観たいなぁと思っていたのは、地元ロッテルダムを拠点に活動する建築家集団MVRDVが手掛けた「マルクトハル」。
集合住宅と市場が一緒になった高さが40mもあるトンネル状の建築で、初めて訪れたときはオープンして間もなかったけど、今ではロッテルダムのランドマーク的なスポットになっていた。
トンネル状の集合住宅が市場を囲む衝撃的な建築
「マルクトハル」は、トンネル状の228戸ある集合住宅が市場を囲む衝撃的な建築で、計画中や完成直後すごく話題になっていた。
トンネルの内側に面する集合住宅の窓からも市場を見渡すことができる。
トンネルの中の模様は壁画のように描かれた食べ物などの植物で、17世紀の「コルヌ・コピア(収穫の円錐)」と言うオランダの絵画がモチーフ。
鮮やかな色でスケール感を失わせて逆に抽象的にも見える。
多種多様な店舗が立ち並ぶ市場
市場の中は世界各国の料理屋食べ物を扱う100以上の店舗に8店舗のレストランが集まる。
オランダでもスペインのバルは人気なようでお客さんがいっぱい、
寿司もラーメンもある日本料理屋もまだあった。
以前よりも観光客が増えているようでどのお店もお客さんがいっぱい。
ただ、オランダなので物価はちょっと高めなので、安くて美味しいバルセロナの市場が恋しくなる。
スーパーもあるからこの日の晩御飯の食材もここで調達。
MVRDVが手掛けた「マルクトハル」は、やはりトンネル状の集合住宅が市場を囲む様子が何度見ても衝撃的な建築だった。
オランダらしいラディカルな建築でもあり、革新性を求めるロッテルダムらしさもあって、新しいランドマークとしても機能するスポットだと思った。
MVRDVの建築に興味がある人はもちろんだけど、普通に観光する人にもオススメするランドマークだ。
Markthal – マルクトハル
営業時間:10:00~20:00(金曜日~21:00/日曜日12:00~18:00)
URL : https://www.markthal.nl/
住所:Dominee Jan Scharpstraat 298, 3011 GZ Rotterdam, Netherland
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