シュトゥットガルトでドイツ車の王道「メルセデス・ベンツ博物館」がめっちゃ楽しい!
ポーランドのクラクフからオーストリアのウィーンに向かう長時間トランジットを利用してドイツ、シュトゥットガルトで「ポルシェ・ミュージアム」を訪れた後は、もう一つのドイツ車の博物館に向かった。
もう一つのドイツ車とは、もちろん王道のメルセデス・ベンツ。
シルバーのファサードが近未来的な「メルセデス・ベンツ博物館」
ポルシェ・ミュージアムからシュトゥットガルトのメトロ的な公共交通機関Sバーンとバスを乗り継いで「メルセデス・ベンツ博物館」に到着。
ファサードはシルバーのファサードが近未来的でメルセデス・ベンツの車体のようなカッコ良さがある。
アムステルダムを拠点に活動するベン・バン・ベルケルとカロリン・ボスの2人が主宰のUNスタジオが手掛けた建築だ。
メタリックな外装とは違ってRCのブルータリズム的なマテリアル使いな印象。
中央の大きな5層吹抜けのホールはかなり圧倒される空間。
そんな大胆な空間造りが基本だけれどもところどころ緻密さを感じる。
チケット不要のエリアだけでも結構広くてそれだけでも楽しめる気がする。
螺旋状に続く動線がおもしろい
とは言え、せっかく来たのだからチケットを買って展示を観る。
最初にエレベーターで最上階に昇って、そこから1階に向かって降りながら数多くの展示を眺める。
螺旋状に続く動線がおもしろくて、自然に各世代、多様なテーマの展示を鑑賞することができる。
展示方法も螺旋の曲線に合わせて訪れる人が観やすいようになっている気がした。
「ポルシェ・ミュージアム」が直線的な構成だったのに対して、曲線で有機的に空間が作られている気がした。
導かれるように展示を楽しみながら下の階に誘導されているので気分も楽でウチのオカンにも負担が少ない気がした。
歴史や未来、メルセデス・ベンツの凄さを感じる展示
メルセデス・ベンツ博物館は、その展示自体ももちろんおもしろい。
最上階のフロアではメルセデス・ベンツの本当の起源の車やエンジンがあって、歴史を感じられた。
逆に近未来のメルセデス・ベンツの車体も展示されていて、エコなものや未来的なデザインの車体もあっておもしろい。
商用車などの特殊車両など日本ではなかなか見られないメルセデス・ベンツの車体も集合していた。
こういった車両を見るとドイツやヨーロッパの社会や人々にとってメルセデス・ベンツがクオリティが高くてもより身近な存在であることがわかる。
主にレース用の車体の展示空間はまるでスタジアムのような空間になっていた。
すり鉢状の展示もレース場のような感じでおもしろい。
レース車の操縦体験ができるアトラクションもあったけど、結構並んでたので断念…
周囲にはメルセデス・ベンツの施設が集まっていた。
「メルセデス・ベンツ博物館」は、近未来的なファサードを持ちながら螺旋状の展示空間が動線として非常に優秀な建築だった。
建築も展示内容自体も車にそれほど興味がある自分やオカンでも結構楽しめたと思ので、メルセデス・ベンツや車に興味があまりない人にもおすすめできるスポットだ。
メルセデス・ベンツ博物館を後にしてシュトゥットガルトからオーストリア・ウィーンに向かい、エアビーで予約した宿に着いたのは夜だった。
Mercedes-Benz Museum – メルセデス・ベンツ博物館
開館時間:9:00~18:00
休館日:月曜日
入館料:10€
URL : https://www.mercedes-benz.com
住所:Mercedesstraße 100, 70372 Stuttgart, Germany
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