美食の街・リマでニッケイ料理という新しいジャンルを提供する「まいど」の料理が美味しい!
「マチュピチュ」に行ってクスコからリマへ移動して「当山ペンション」という日系人の人が経営する宿に泊まった。
マジで疲れた2泊3日なのでグッスリ眠り、いつもは遅くても朝7:00には起きるのに10:00くらいまで寝ていた。
そのペルーの首都リマは、特にこれと言った観る場所もないけれど、最近は美食の街として有名になっているので色々お店を回りたいと思った。
世界のべストレストラン50に名を連ねる「まいど」
宿のWIfiでUBERを呼んで向かったのが、リマの海岸線沿いの街ミラフローレンスにある「まいど(maido)」というレストラン。
近年はイギリスの「レストラン・マガジン」の世界のべストレストラン50に名を連ねていて、2018年には世界7位になっている。
店名は日本語の「毎度ありがとうございます」の「まいど」から由来していて、スタッフの「ありがとう」などの挨拶は「まいど!」になっている。
エントランスには日本の神社の繁盛祈願の木札があった。
天井から縄が垂らされているおもしろいインテリア。
大勢のスタッフさんが働いていて賑やか。
べストレストラン50も常連なのでトロフィーがいっぱい。
和食とも異なる新しいジャンルの「ニッケイ料理」
「まいど」というお店の名前からか、和食を求めて来る日本人が多いらしいけれど、ここで提供されるのは和食とも異なる「ニッケイ料理」という新しいジャンルの料理だ。
和食をベースとしながらガストロノミーのような現代的な調理方法を使っている。
今回はたまたま座ったカウンターの前に日本人スタッフがいたのでお任せで注文した。
突き出しとして刺身ともセビーチェとも言える小鉢が出てきた。
ドリンクはピスコサワーのようなカクテルを注文。
最初の料理はセビーチェという魚介類のマリネ。
ただこのセビーチェは、出汁とチーズを液体窒素で固めたソースをかけて食べるという現代的な料理になっている。
ソースが溶けるくらいが食べごろということで1,2分このまま待つ。
最初の綺麗な見た目がなくなったけれど、美味しいことに変わりはない。
食べてみたらやっぱり少し日本の要素が入った味わいだった。
「握り寿司」も美味しい
「まいど」では握り寿司も人気。
日本人のスタッフさんにチョイスしてもらって何巻か注文。
イカはゼリー状のソースが乗っていて、やはり日本の寿司に一手間加えている。
マグロのトロもゴマ入りのソースで独特の味わい。
イカもトロもネタも良いみたいで美味しかったし、これはこれでアリだと思う。
日本の挑戦的な寿司屋とかも創作の寿司やるし、日本食を求めて訪れたとしても満足できると思う。
日本的な味わいのメインディッシュ
メインはカジキマグロのロースト。
照り焼きソースを塗りながらローストしてあるらしくて、中まで味が染みている感じで美味しい。
付け合わせのご飯は要はチャーハンで、美味しいっちゃ美味しいけど日本でも食べられるチャーハン(笑)。
美食の街になったリマで食べる初めてのニッケイ料理は、日本的でありながらもクリエイティビティを感じる料理だった。
それに「まいど」は、スタッフさんの積極も丁寧で料理の説明もしっかりしてくれるから食事自体をちゃんと楽しめると思う。
Maido – まいど
営業時間:12:30~15:45(日曜日~17:00)/19:00~22:45
電話:+51 1 3135100
URL : http://www.maido.pe
住所:Esquina con, Calle San Martin 399, Miraflores 15074 Peru
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