【世界遺産】アントニ・ガウディの最高傑作「サグラダ・ファミリア」に4度目の訪問!
「サンタ・カテリーナ市場」で早めのランチをした後は予約していた「サグラダ・ファミリア」へ向かった。
バルセロナは何度も来てるので「サグラダ・ファミリア」もこれで4度目の訪問になる。
しかも5月に訪れたばかり(笑)
サグラダ・ファミリアの3つのファサード

ガウディが唯一その完成を見届けた東側の「生誕のファサード」はイエス・キリストの生誕を表現している。
スペイン内戦で損傷の修復を含めて日本人彫刻家の外尾悦郎氏が「生誕の門」を完成させた。

南側の「栄光のファサード」は、着々と工事が進んでいるけど未完成。

ぐるっと一周すると中央の鐘塔がどんどん作られていることがわかる。

西側の「受難のファサード」は、1954年から建設が始まり「生誕のファサード」とは対照的なシンプルな彫刻になっている。
カタルーニャ出身の彫刻家・ジョゼップ・マリア・スビラックスによる彫刻は、もともとガウディが装飾を取り払ったデザインを採用しようとしたコンセプトを理解したものになっている。

北側はほぼ完成しているようにも見える。
神聖な巨木の森にいるような聖堂内部の空間

入場時間になったので生誕のファサードの入口から入る。
もう既に4度目の訪問なのだけれど、何度訪れてもこの空間には驚かされる。
近代建築の教会に限らず、イタリア・ミラノのドゥオーモやドイツのケルン大聖堂などいくつか教会建築などを含めても唯一無二の空間だ。

アール・ヌーヴォーと時を同じくしたスペインのモデルニスモ建築とも親和性があるが、それでもこれほど建築の空間や構造、装飾が過不足なく融合されている建築も珍しいだろう。

巨大樹のような柱や生物のような天井、カラフルなステンドグラス が圧倒的な神秘性を作り出している。

訪れる時間によってステンドグラスからの光も違ってくるから非常におもしろい。

天井や柱の陰影で色彩が立体的に映る。

この空間にいるとやはり天井を見上げてしまう。
神のスケールで作られる教会建築とは言っても一つの生物のようにも思えてくる。
どんどん拡張される展示室

聖堂の脇には新しい展示空間ができていた。

ここにはガウディのデザインした什器や家具など展示されていて、見応えがある。

どのデザインも有機的な要素があって当時としては革新的だったことがわかる。

ガウディの描いたサグラダ・ファミリアの全景。

1階だけでなく地下の博物館にもショップがあって、柔らかい形状の天井が綺麗だった。
やっぱりサグラダ・ファミリアは、何度訪れてもその迫力や神秘性に魅せられてしまう。
訪れる度にどんどん改正に近づいて、展示空間も拡張されているのもおもしろい。
完成予定は2026年と気付いたらもう8年後。
その前にも何度か訪れるかも知れないけど、完成したら真っ先に観に訪れたいと思う。
La Sagrada Família – サグラダ・ファミリア聖堂
電話:+34 932 08 04 14
URL : http://www.sagradafamilia.org
住所:Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona, Spain












コメントを残す