台北や台中、高雄で観られる伊東豊雄氏や安藤忠雄氏などの日本人建築家の建築作品7選。
「六合夜市」で魚介の屋台メシを食べまくり、高雄で1泊して、朝起きて早速出かけた。
この日も建築をいくつか観に行ったんだけど、台湾には日本人建築家の建築作品がいっぱいある。
1. 台中:安藤忠雄氏のアジア大学現代美術館
台中にあるアジア大学の美術館「アジア大学現代美術館」は、安藤忠雄氏が手掛け、2013年に完成した。
台湾初の安藤忠雄建築で、全体が三角形で構成された明確な形式の建築になっている。
台中駅から遠いのと大雨の影響で閉館時間に到着したので、ミュージアムショップしか入れなかった…
亜洲大学現代美術館 – アジア大学現代美術館
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日
電話:+886 4 2332 3456#6468
URL : http://asiamodern.asia.edu.tw/
住所:41354台中市霧峰區柳豐路500號
2. 台中:伊東豊雄氏の台中国家歌劇院
台中にあるオペラハウス「台中国家歌劇院」は、伊東豊雄氏の設計で2016年に竣工した。
カテノイドと呼ばれる三次元曲面の構造体が、床や壁、天井といった建築要素を一体にして連続した洞窟のような空間が印象的。
台中国家歌劇院
電話:+886 4 2251 1777
URL : http://www.npac-ntt.org
住所:407台中市西屯區惠來路二段101號
3. 高雄:伊東豊雄氏の高雄国立体育場
「高雄国立体育場」は、高雄にあるワールドゲームズ2009のために作られた伊東豊雄氏が手掛けたスタジアム。
白いパイプがスパイラル状にうねる屋根が特徴的で、駅のホームからもこのスタジアムが見える。
屋根が大通りの方向に、大きく誘い込むように解放されている。
台中国家歌劇院と同時期のコンペで伊東豊雄氏が勝利したため、台湾で伊東豊雄人気が高まることになった。
観客席を支える連続する構造体が独特。
高雄国立体育場
住所:813高雄市左營區世運大道100號
4. 台北:伊東豊雄氏の台湾大学社会科学部棟
訪れた時間が悪く中には入れなかったのが、台北にある台湾の最高学府台湾大学の社会科学部棟。
伊東豊雄氏の設計で、蓮の葉のような屋根とそれを支える白い柱が特徴的。
國立臺灣大學社會科學院 – 台湾大学社会科学部
住所:106台北市大安區羅斯福路四段1號
5. 台北:伊東豊雄氏の台北世界貿易センター広場
地上からだとまったくわからないが、上から見ると牡丹の花のような印象に見える台北世界貿易センター広場。
これも伊東豊雄氏が手掛けていて、市民が自由に使っている。
台北世界貿易センター広場
住所:110台北市信義區基隆路一段333號
7. 高雄:高松伸氏設計の美麗島駅の地上部分
CNNトラベルで「世界でもっとも美しい駅ランキング」で2位になった美麗島駅の地上部分は、高松伸氏の設計によるもの。
ガラスの曲面が軽快なデザインに仕上げている。
美麗島駅
その他 台北:レム・コールハースとOMAのウィリー・シアター
もうオープンしてるって聞いて行った、と言うか夜市に行くついでに寄ろうと思ってたレム・コールハース率いるOMAが設計した「ウィリー・シアター」はまだ建設中だった…
こんな感じで台湾には伊東豊雄氏の建築がいっぱい。
特に「台中国家歌劇院」は、連続する洞窟のような空間が新しい感覚で新鮮だった。
安藤忠雄氏のアジア大学現代美術館は、結局外観だけしか観られなかったので、次回は内部もちゃんと観て来たいと思う。
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