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2026年に完成予定!アントニ・ガウディの最高傑作「サグラダ・ファミリア」を再訪する。

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グエル別邸は飛ばしたけど、グエル公園カサ・バトリョカサ・ミラなどバルセロナの主要なガウディの建築作品をアテンドしながら観て回った。

そして、なんとなく完成した年代通りに系譜がわかるようにと、最後に取っておいたのが、アントニ・ガウディの最高傑作「サグラダ・ファミリア」だ。

過去の2回のサグラダ・ファミリアの記事はこちら。

2年連続!バルセロナのアントニ・ガウディ設計「サグラダ・ファミリア」は何度観ても最高に美しかった!

バルセロナ旅行最大の目的!息を呑むほど美しい壮大なガウディの傑作「サグラダ・ファミリア」!

 

2026年の完成に向けて着々と工事が進んでいる

まずは周囲からファサードを眺めてみる。

サグラダ・ファミリアの前にあるガウディ広場から唯一ガウディの生前に完成した生誕のファサードを観ると、2年半前に比べると随分と建築が進んでいることがわかる。

高校生の時には、僕らが生きているうちには完成しないと聞いていたのだけど、もう8年後の2026年に完成予定だ。

反対側の受難のファサードを眺める。

現在、生誕のファサードと受難のファサードの各ファサードに4本、計8本の鐘塔が建っているが、最終的には18本の鐘塔が建つ。

 

巨木の森のように神秘的な聖堂内部

入場の時間になったので生誕のファサード側にあるエントランスから内部に入る。

巨木の森のように神秘的な聖堂内部は、何度来ても涙の出るくらい圧倒される空間だ。

殉教のシンボルであるシュロの葉がモチーフになった天井を、枝分かれする巨木のような柱が支えている。

ステンドグラスを通して入り込む光が、神秘的な空間を演出して神々しい。

東西それぞにカラフルなステンドグラスが施された窓があり、そこから色鮮やかな光が差し込む。

天井など空間に反射して神秘的な雰囲気になっている。

地下礼拝堂には、バルセロナで亡くなったガウディが埋葬されている。

 

バルセロナを一望する鐘塔に昇る

鐘塔に昇エレベーターを予約していたのだけど、僕らの順番の前にエレベーターが故障。

修理するとのことで20分ほど待ったのだけど、今日は修理できないから返金するとのことだった…

だが、結局直ったらしく予定より30分ほど遅れてエレベーターが動き出し、受難のファサードの鐘塔に昇ることができた。

鐘塔から栄光のファサードの方を見ると着々と建築ができてきていた。

当たり前なんだけど、これだけ長い期間で作業しているので、完成済みのところはメンテナンスしながら使っている。

破砕タイルを用いた装飾がなされたオブジェが綺麗。

自分が登って来た鐘塔を見上げる。

鐘塔は螺旋状の階段になっている。

下を見ると楕円形のヴォイドになっていて、見下ろすとちょっと怖い。

巻貝をモチーフにした螺旋階段を降って鐘塔を降りる。

 

サグラダ・ファミリア教会付属学校

受難のファサードの脇にはガウディがサグラダ・ファミリア建設の労働者のために作った付属学校がある。

壁面に加えて天井も波打っていて、個性的な学校になっている。

 

拡大された地下博物館

最後は地下にあるガウディやサグラダ・ファミリアに関する展示がされている地下博物館を観てまわる。

以前来たときよりもかなり広くなっている気がした。

逆さ吊り実験で検証されたサグラダ・ファミリアの構造に関する模型がおもしろい。

工房には製作中の模型や3Dプリンタなどがあり、進行中のサグラダ・ファミリアの設計をリアルに感じることができる。

最後は、出口にあるお土産屋さんでお土産をいくつか買った。

日本人の人が働いていて少し話ができた。

 

2年半振りに訪れた「サグラダ・ファミリア」は、今回もその迫力に圧倒され、美しさに感動した。

工事もかなり進行したのがわかり、より完成形がイメージできるような気がする。

完成まで後8年、もちろん完成したらその姿を見たいけれど、進行中の間も何度か訪れてその様子を目に焼き付けたいと思う。

La Sagrada Família – サグラダ・ファミリア聖堂

電話:+34 932 08 04 14
URL : http://www.sagradafamilia.org
住所:Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona, Spain

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