【世界遺産】カンボジアの密林の中に現れる巨大な遺跡群「アンコール・ワット」を訪ねる。
バンコクからシェムリアップに着いて、アライバルビザも問題なく取得できた。
エクスペディアで予約したホテルに向かうタクシーの運転手と交渉して、次の日のガイドを頼んだ。
ホテルで一泊して、朝5:00にホテル前に集合し「アンコール・ワット」遺跡群の観光に出かけた。
まずは「アンコール・ワット」のチケットオフィスへ。
並んでいるけれども難なく買えた。
一応アンコールワット以外の遺跡も観ることができるけど、1日$37と高い。
アンコールワットからの日の出
まだ真っ暗な中、アンコール・ワットへ。
アンコール・ワットは、かつてインドシナ半島の大部分とマレー半島の一部まで領土としていたクメール王国の遺跡群だ。
聖池の前でサンライズを待っていると、逆光でシルエットが浮かびあがってきた。
アンコールワットの背後からのサンライズで後光が刺しているようになっていて幻想的だ。
段々と明るくなって、アンコールワットの細かい装飾やディテールが鮮明になってくる。
密林の中に現れる壮観な遺跡群
一旦他の遺跡を観てまわった後に、周囲が明るくなる午後に再度アンコール・ワットに戻って来た。
改めて観ると密林に囲まれた壮観な遺跡群であることがわかる。
西参道から中へ。
門の中にある経蔵では日本語が話せるガイドが日本人に丁寧に説明していた。
アンコール・ワットの修復にも日本が色々と支援しているらしい。
昼になると樹木の緑と空の青の色と共に、聖池に反射して鏡のように上下に見えるアンコール・ワットはすごく綺麗。
遺跡ではあるけれど、どこか今も機能しているかのように感じさせてくれる。
参道を進むとシンメトリーな外観がより荘厳な雰囲気を表している。
近づけば近くほどその大きさ、巨大さがわかる。
十字のテラスからアンコール・ワットの中心部へ。
石造りでもヨーロッパの建築とは明らかに異なり、どこか日本にも通じる建築であることがわかる。
ドラマチックなアンコール・ワット中心部
回廊もヨーロッパの教会や寺院とは明らかに違う雰囲気。
壁画は壮大なストーリーを紡ぐようにずっと続いている。
日本の縁側的な空間とも共通した感覚があるようにも思う。
それぞれの回廊の壁画はそれぞれ異なるストーリーがあり、その違いもおもしろい。
外側の第一回廊から十字回廊へ。
十字の回廊は部屋が連続するように続く。
第一回廊の内側の庭には、経蔵と言われる建物がある。
外部を取り入れながら作るこういった空間構成はやはり東洋的な感覚なのだろうと思う。
アンコール・ワットの中心部へ登る階段は急すぎてめちゃくちゃ怖い(笑)
見下ろすとさらに怖い(笑)
その代わりに眺めが良くて、周囲のジャングルを見渡すことができる。
高い建物も周りにないので爽快だ。
一番高い中央祠堂を囲む第三回廊は心地よい風が抜ける。
歩いているとドラマチックに風景が変わっておもしろい。
回廊と中庭が相互に補完する関係性があり、連続する回廊は向こう側を観ていると楽しい。
デバターと言われる女神像が刻まれている。
初めて訪れた「アンコール・ワット」は、カンボジアの密林の中に立ち現れる姿が本当に神秘的だった。
巨大さに加えて自然との関係性を観ると東洋的な感覚があって、日本とも連続性があるのではないかと思わせてくれるところもおもしろかった。
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