カトリックの総本山であり世界最小の国家であるローマ市内の「ヴァチカン」市国に行って来た。
4/18の日本に戻る日の日中にローマ市内にある世界最小の国家「ヴァチカン」市国を訪れた。
フライトが22:45だったのでローマ中央駅の荷物預け所に一式の荷物を預けて出かけた。
ヴァチカンはローマ教皇庁によって統治される言わばカトリックの総本山とも言える。
広くて美しい「サン・ピエトロ広場」
コンチリアツォーネ通りからまっすく進むと観光客で賑わっているサン・ピエトロ広場が平がる。
ヴァチカン市国へはパスポートも要らず、簡単な柵があるだけで簡単に国境を超えられる。
周囲をコロネードと言う列柱の回廊に囲まれたサン・ピエトロ広場は独特な品格を持っていて、サン・ピエトロ大聖堂に対して求心性があり美しい広場だ。
世界最大級の教会堂建築「サン・ピエトロ大聖堂」
サン・ピエトロ広場を1周する列に1時間半くらい並んで、厳重なセキュリティを抜けてやっと教会に入ることができた。
最もヴァチカン美術館かなと思って並んだ列なんだけど…
キリスト教の使徒ペトロを祀る大聖堂で、キリスト教の教会堂建築としては高さ120m、最大幅約156m、床面積2万3,000平米と世界最大級の大きさを誇る。
巨大さだけでなく内部の装飾も豪華でその壮大さもより凄みを増している。
4世紀に建てられ、16,17世紀にラファエロやミケランジェロの改築の設計デザインが施されている。
柱や天井、どこを見渡しても精巧で豪華な装飾が張り巡らされていてまさに「黄金の輝き」と言った感じ。
サン・ピエトロ大聖堂の建築の元となり、キリストの一番弟子で初代ローマ教皇でもあった聖ペトロ像は人が多くて近づけないほど人気だった。
各所にベルニーニなどによって制作された聖書にまつわる彫刻が配置され、見所はいっぱい!
ミケランジェロの作品を体験できる「ヴァチカン美術館」
参照 : Wikipedia
そして、時間がなくて行けなかったがヴァチカンの中でも最も注目の場所である「ヴァチカン美術館」だ。
サン・ピエトロ大聖堂を見るだけでかなり並んだのでヘトヘトで…
この二重螺旋の階段室も体験してみたかった。
参照 : Wikipedia
そして、ミケランジェロの作品を体験できるのがシスティーナ礼拝堂。
絵画作品の最高傑作と言われるミケランジェロ作のフレスコ画「最後の審判」を始め、ボッティチェッリやペルジーノ、ピントゥリッキオなどルネッサンス期の装飾絵画など誰もが教科書や美術館の企画展で目にして憧れる作品をここで観ることができる。
ミニ国家「ヴァチカン」はキリスト教、特にカトリックの歴史を凝縮したような場所だった。
今回ヴァチカン美術館でミケランジェロの作品を見られなかったのは、完全に計画ミス…
予約してすんなり入れるように事前手配が重要だ。
ローマはイタリアの首都だし、ミラノと同じく比較的訪れやすい都市だから次回はヴァチカン美術館狙いでまた訪れたいと思う。
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