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ヴィトラ・キャンパス内の新名所、ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の家具の博物館「ヴィトラショウデポ」。

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4月にもここヴィトラ・キャンパスには来たんだけど、また機会がありほぼ半年振りに訪れることになった。

今回はヴィトラ・キャンパス内の新名所で、ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した家具の博物館「ヴィトラショウデポ」が前回訪れた後にオープンしたので、ここを中心に見ることになった。

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またバーゼルからバスで向かうと、途中にはヴィトラの街って感じで街中に椅子のオブジェがあったり、

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椅子が描かれた集合住宅があったりする。

 

ヴィトラに所蔵されている400脚の椅子のコレクション

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前回訪れたときは工事中だった場所が「ヴィトラショウデポ」としてレンガの建築が建っていた。

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一面レンガのファサードに薄い屋根が乗っかって、出入り口のドアだけがある超シンプルな感じ。

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ファサードは赤煉瓦を二つに割り、割れた面を表面にしている。

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隣りにはファサードを合わせた感じのカフェができていた。

 

1800年代からの椅子の歴史を辿るコレクション

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中に入るとグッズコーナーがあり、ここでしか買えないものがいっぱい。

お土産などでなくて普通に欲しくなる洋書がいっぱい。

荷物になるから買わないけど(笑)

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古い年代のコレクションは多分この世にここだけの可能性もある程レアだろう。

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ICS関係者にはお馴染みのヘリット・リートフェルトの椅子。

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ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアと奥に行くほど新しい作品になっていく。

古いコレクションはほぼ木製で、そこから近代で鉄やプラスチックなど様々な素材になり、その変化がおもしろい。

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ついにイームズのエリアに。

この辺から馴染みが深いみんなが好きな椅子がいっぱい。

 

倉俣史朗の名作「ミス・ブランチ」

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現物をお目にかかることは滅多にない倉俣史朗の名作「ミス・ブランチ」はもちろん初めて見たので少し感動。

これでかなりテンションが上がった。

写真でしか見たことなかったが、実物はもっと綺麗に見える。

 

地下の展示も興味深い

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地下に降りると椅子の素材を展示していて、棚を引くと中にも素材などが入っていてその展示方法が斬新。

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地下にあるガラス越しに見える倉庫にも椅子のコレクションがいっぱい。

反対側には照明のコレクションもあり、そっちもかなりの量がある。

 

イームズのアトリエを再現

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地下の奥にあるのはイームズのアトリエを再現した展示がある。

モダニズムの真っ最中だったであろうアトリエはモダンな家具もあるが、どこかアンティークな家具もいっぱい使われていたらしい。

Vitra Schaudepot (ヴィトラショウデポ)

開館時間 : 10:00~18:00
電話 : +49 7621 7023200
URL : https://www.vitra.com/de-de/page/vitra-schaudepot
住所 : Charles-Eames-Straße 2, 79576 Weil am Rhein

 

半年前にも訪れたヴィトラ・キャンパスだが、この「ヴィトラショウデポ」だけでも来た甲斐があった。

歴代のコレクションを見るのはやはり楽しかったし、特に倉俣史朗の名作「ミス・ブランチ」を見ることができたのは貴重な体験だった。

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