oh! my ブログ

スイス・バーゼルはスター建築家、ヘルツォーク&ド・ムーロンを輩出した街だから彼らの建築がいっぱい!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スイス・バーゼルは世界的スター建築家ユニット「ヘルツォーク&ド・ムーロン」の2人、ジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンが生まれた街だ。

ヴィトラ・キャンパスがドイツ側にあると言っても最寄りの都市はバーゼルだし、ヴィトラ・キャンパスだけでなくバーゼル市内に数多くのヘルツォーク&ド・ムーロン設計の建築がある。

 

世界中にヘルツォーク&ド・ムーロンの名を知らしめた初期の作品「シグナル・ボックス」

_MG_2062

ヘルツォーク&ド・ムーロンの名を世界に知らしめた作品と言えば、この初期作品「シグナル・ボックス」ではないだろうか?

銅でできたルーバー上の外皮がねじれることで日光が室内への干渉を緩やかに制御していて、それがファサードの印象にも大きく影響している。

Stellwerk auf dem Wolf

シグナルボックス

住所 : Münchensteinerstrasse 115, 4052 Basel, swiss

 

インパクトがあるファサード「シャラウガー・ローレンツ財団美術館」

_MG_2047

建築というよりはこういう形のプロダクトのようにも思えてくるようなインパクトが強いファサードの「シャラウガー・ローレンツ財団美術館」。

残念ながら中には入れなかったのだが、スケール感のわからないくなるような不思議な感覚を与えてくれる建築だった。

Laurenz-Stiftung Schaulager

シャラウガー・ローレンツ財団美術館

URL : http://www.schaulager.org
住所 : Ruchfeldstrasse 12, 4142 Münchenstein, Switzerland

 

街中に突如表れる巨大な宇宙船のような 「メッセ バーゼル展示場」

_MG_2035

トラムに載っているとバーゼルの街の中心部に突如表れる巨大な宇宙線のような建築、 「メッセ バーゼル展示場」はもちろんヘルツォーク&ド・ムーロン設計の建築だ。

降りて観てみると現実の世界がまるでCGや模型のように見えてくる。

_MG_2033

円形の巨大な吹き抜けを覗き込むと不思議な光景が。

_MG_2036

シグナル・ボックス同様に外皮が捲れてくるような表現は巨大なヴォリュームを軽い印象に和らげる役割も担っているように思える。

Messe Basel New Hall

メッセ バーゼル展示場

住所 : Neubau Messe Base , Messepl., 4058 Basel, Switzerland

 

バーゼルの街に聳える高層建築「ロシュ本社ビル」

_MG_2023

Roche Head Quarter Office

ロシュ本社ビル

URL : http://www.roche.com
住所 : Grenzacherstrasse, Basel, , Switzerland

 

ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の集合住宅

_MG_2070

ミラノからバーゼルに来て最初に目に飛び込んで来たのが、1階部分がスーパーマーケットや小さい医院などの複合施設になっている集合住宅。

_MG_2071

このすぐ近くのユースホステルに泊まっていたこともあり幾度もこのスーパーで買い物した。

Südpark Dienstleistung

住所 : Meret Oppenheim-Strasse 62, 4053 Basel, Switzerland

 

こんな感じで1日で結構回れたと思った。

バーゼルにあるヘルツォーク&ド・ムーロンの建築はここに上げているものばかりではなく、初期作品の集合住宅やサッカースタジアムなど他にも様々ある。

今回は伺いやすい建築を見て回ったが、バーゼルでは見ていない建築もまだまあるので次回またリベンジしたい。

コメントを残す

ブログをメールで購読

メールアドレス登録で更新をメールで受信できます。

2016-04-24 | Posted in 建築・都市, スイス |キーワード : No Comments »  | 3,480 views

関連記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。