カップ・マルタン、モナコ、ニース、カンヌと海岸線が美しいコート・ダ・ジュールを1日で周遊してきた!
マルセイユにいる間、使い切ろうと思っていたユーレイル・フランス、ベネルクスパスが1日余っていたから、ちょっと行く予定ではなかったル・コルビュジエのカップ・マルタンの休暇小屋を観に行こうかなと思い立って早朝に電車に飛び乗った。
ニースの駅で乗り換えするときには既にヤシの木なんかがあって南にいる感じがしてきた。
ル・コルビュジエが晩年を過ごしたカップ・マルタン
イタリアとの国境も1.2駅しかない「カップ・マルタン」にはル・コルビュジエが晩年に休暇をすごしたとされる「カップ・マルタンの休暇小屋」があってそこに行ってみるはずだった。
だけれど、特定の曜日しか見ることができないことと、外観もフェンスで囲まれていてツアーに参加しなければ行けないことを知って、周囲をブラブラするしかすることがなくなった。
コルビュジエはこの地カップ・マルタンからモナコとコート・ダ・ジュールを眺めて休暇を過ごしていたらしい。
ル・コルビュジエが最期を過ごした美しいコート・ダ・ジュールの海を観てまわろうと思った。
この写真の中央あたりにその休暇小屋があって、コルビュジエはこの海で命を落とすことになった。
コルビュジエが過ごした海は本当に美しかった。
世界のセレブリティが集まるミニ国家「モナコ」
フランスとイタリアとの国境側から折り返して、世界で2番目に小さい独立国家「モナコ」へ到着すると地下のホーム。
世界のセレブリティが集まる場所だけあって高級なリゾートマンションやヨットハーバーがある。
モナコの宮殿の近くは小さい路地がいっぱいで面白い。
迷路のようだがその入り組んだ路地がワクワクさせてくれる。
路地にはお土産屋さんやレストランが点在している。
こういう路地の感覚は西欧、ヨーロッパ的な美的感覚に訴えかけられていい感じ。
ここは大女優グレース・ケリーがモナコの国民にモナコの王子と結婚を披露した広場。
割と普通な場所にあるが、モナコ自体が普通な場所じゃないからサラリとこういう場所があることも当たり前か(笑)
南仏・コート・ダ・ジュールの高級リゾート地「ニース」
次は南仏コート・ダ・ジュールの中心で高級リゾート「ニース」に来てみた。
美しい海岸線と街並が続くニースの海は日差しが強いがニースの眩しさを表している。
一面が噴水になっている公園が憩いの場になっている。
国際映画祭で高名な「カンヌ」
最期はカンヌ国際映画祭で有名なカンヌに立ち寄った。
ここは、あのレッドカーペットが敷かれた映画祭でよく見る場所の「パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ」だ。
カンヌの街は小さいが下町っぽさと高級さが共存する良い街だった。
コート・ダ・ジュールの海が綺麗なようにその街はみなそれぞれ美しく、ヨーロッパ中の人の憧れなようにコルビュジエが愛した海だということも良くわかる。
始めはそんなつもりはなかったのだけれど、コート・ダ・ジュールの海とその街それぞれを回れてよかったと思う。
南仏に行ったのなら是非ともお気に入りの街を見つけて訪れて欲しい。
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