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地方都市に住む人も「マイホーム」「マイカー」をやめた方が楽しく暮らせる11個の理由。

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東京に住んでいると「マイホーム」なんて土地が高すぎるし、「マイカー」持っていても電車、地下鉄、バスが発達しているしまぁ必要はない。

自分に限って言えば打ち合わせ行ったり、空港に行ったりする以外は自転車で行ける目黒区内とその周辺がおおよそ行動範囲だ。

だけれど、2011年の東日本大震災あたりから地方都市でも「マイホーム」「マイカー」はなくていいんじゃないかと思ってきた。

そんな理由を幾つか挙げてみた。

 

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1.ライフスタイルの変化に対応できない

まず、「マイホーム」は一生に一回の買い物的な扱いだが、定年の年齢まで同じ会社に停まっている事自体が自明ではなくなった。

5年か10年先に同じ仕事であることが確実ではないし、年収や働く場所なども数年で変わっていくだろう。

それに、1980年には141,689件だった離婚件数は222,000件となり家族のシステムも変わってきている。

今後どんどんライフスタイルも変わっていくのに、マイホームを買ってそれに合わせたライフスタイルしか選べないのはナンセンスだ。

 

2.飽きたり不満があったりしても容易に変えられない

おおよそ住まい方は住み手それぞれ異なるはずだが、日本では建売りやハウスメーカーが建てた住宅が多く同じような設計になっているため長く住むと飽きられやすいし、不満も出てくる。

「マイホーム」は建ててしまうと簡単には変更できないし、資産価値もすぐ下がるから大金を叩いて買った家からそう簡単に引っ越すわけにもいかない。

 

3.不便な土地しか買えない

便利な土地は価格が高いし、地方都市であっても駅近や環境がいい場所は既に売れてしまって不便な郊外などに土地を買うしかない。

もちろん元々地主だったり優位に土地を入手できれば良いが、その場合も自分が住宅だけ建てて住むよりも賃貸アパートなど収益を得る方向で考えた方が良さそうだ。

 

4.長期の住宅ローンは時代遅れ

高度経済成長から始まる総中流社会を前提にして未だに「マイホーム」幻想を持つ人が多いが、労働環境などが変化して終身雇用の常識が崩れた。

30年などの長期のローンを組むことが実際に難しくなっているようにとても現実的ではないように感じる。

そもそも、ローンを帰すために長時間仕事でマイホームで過ごす時間が少ないのであれば無駄である。

 

5.自然災害でダメージを受ける

日本は、地震、津波、火山、台風と色々な自然災害の脅威にさらされていて、2011年の東日本大震災では地震と津波によって多くの家どころか街自体がなくなってしまったところもある。

それ以前でも記憶に新しいもので阪神・淡路大震災や 新潟県中越沖地震 、岩手・宮城内陸地震があったし、日本中どこにいても大地震や津波に合う確率はある。

南の方であれば台風の被害に合うし、温泉があるのと裏腹に火山もいつかは噴火する。

色々な保健はあるが、「マイホーム」がそれらの被害を受けて修繕しなければならなくなったり、全壊するなどして住めなくなったり、資産価値がなくなったりと大きなリスクである。

 

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6.車は通勤の道具でしかない

日頃仕事している人なら平日は通勤と帰りにスーパーで買い物する程度で土日に出かける程度だろう。

車が好きでフェラーリやマテラッツィ、メルセデスなどを買うのなら良いが、150万かそこそこで軽自動車や愛着のない車を買って維持費を払うよりは、職場の近くに賃貸を借りて少し高いが八百屋などの専門店で買う方がよほど経済的な気がする。

車で遠くに行きたいときは「マイカー」よりもカーシェアなどを利用する方が利口だ。

 

7.運転中は他のことができない

八戸帰ったときに車を運転していて不便だなと思うのが、メールやLineを返せないのが本当に嫌だ。

公共の乗り物で10分20分あれば本もかなり読み進められるのに、運転というものは煩雑で早く自走車ができないものかと思う。

最も自走車ができたら自家用車よりバスやタクシーが便利になりそうだけれど。

 

8.車だとお酒が飲めない

車だと友人や同僚と偶然会ってちょっとご飯でもとなってもお酒が飲めない。

また、地方には折角、美味しい食べ物がいっぱいあってお酒を飲む場があればいっぱい堪能できるのだけど、逆に地元の車乗っている人達はたまにしか行かなくなる。

休日に昼から美味しいものと一緒にビール飲んだりしたいよね。

 

9.事故のリスクがある

事故死してしまう確率は0.33%で300人に1人が死んでしまうし、その分過失を侵してしまう人もいるわけだ。

ちなみに新幹線は死亡事故は0%で、飛行機は事故に遭遇する確率は0.0009%だそう。

そもそも新幹線や飛行機はプロが運転しているが、車はその辺の人が運転しているし、歩行者が飛び出して来たら簡単に加害者になってしまう。

結構なリスクだと思うのだけれど。

 

10.メンテナンスが大変

「マイホーム」を買っても時間が経つと老朽化して定期的にメンテナンスが必要になり、それを自分で業者に依頼するなどする必要がある。

「マイカー」も同じでメンテナンスをしないで放っておくと重大な事故に繋がる。

しかもその後売りに出そうとするときメンテナンスされているかどうかで大きく違ってくる。

 

11.環境に悪い

性能が上がりエコカーなどがでているが、基本的に車は排気ガス、温室効果ガスなどを出す。

また、日本には「マイホーム」を買う傾向が強いため廃材が多く排出される。

いくら企業が環境性能の良いものを作っても「マイカー」「マイホーム」幻想がある限り環境には良くない。

 

基本的には「マイカー」「マイホーム」というよりもそれを所有しようとする幻想が良くない。

所有から共有へ向かうと地方都市も良くなると思うのだが…

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2015-08-22 | Posted in 建築・都市, 政治・経済・社会 |キーワード : No Comments »  | 2,653 views

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