アントニ・ガウディの作品群。地中海をイメージした直線がない有機的なデザイン「カサ・ミラ」を訪ねる。
イビサ島からバルセロナに戻ってきた。
アントニ・ガウディの作品を見るためにスペインに来たので、まずは「カサ・ミラ」から訪ねる。
地中海をイメージして作られたファサード
ファサードが特徴的な「カサ・ミラ」だけど、訪れたときは残念ながら外観を工事中…
※写真は2015年に訪れたときのもの
本当はこんなファサード。
直線がない有機的なデザインでファサードもインテリアも作られている。
鉄製の手摺りは海藻をモチーフにしているんだとか。
「カサ・ミラ」はカタルーニャ広場からそう遠くなく、グラシア通りに至って普通に佇んでいる。
今でも居住している部屋もあるし、グラシア通りに面したところには店舗も入っていて現役で使われている。
チケット売り場は観光客の長蛇の列だったけど、先にチケット買ってあったからスムーズに中に入れた。
中に入ると中庭に通される。
中庭の外観も綺麗。
洞窟のようなアパートメントの入り口。
洞窟のような壁と天井が一体になったデザイン。
門も有機的なデザイン。
多分、スタッフや居住者、店舗で働く人達はこっちから入るっぽい。
特徴的な形の塔が立ち並ぶ屋上へ
中庭を通り抜けてエレベーターで一気に屋上へ向かう。
有機的なデザインの煙突が立ち並んでいる。
非常階段の入った塔はタイル張りになっている。
他にも一つ一つデザインが異なっている。
顔のような形をした塔は煙突、階段室だったり、何かのバックヤードだったり。
庇が外壁と一体になっていてかわいい感じ。
近くにある目立つファサードの伊東豊雄氏設計のスイーツアベニューホテルが見える。
遠くには「サグラダ・ファミリア」や「トラ・アグバル」が見える。
アーチ型の柱梁で覆われた展示室
アーチが大きくなったり小さくなったりしているのは上の屋上の起伏によるものだ。
大きなカサ・ミラの模型やスライド、写真などがある。
居住スペースも当時の形で展示してある
壁と天井の取り合いはアールにしてある。
建具の枠は植物をイメージしているのかも。
実業家の邸宅として作られた「カサ・ミラ」だが、シャンデリアや絵画があるこの部屋はその施主の部屋だろうか。
外観工事中はがっかりだったけど、ファサード以外にも内観も見応えがあって期待以上だった!
バルセロナに行ったら誰でも観にいくとは思うけど本当オススメ!
カサ・ミラ
チケット予約 : https://www.lapedrera.com/en/buy-your-ticket
コメントを残す