実はタージマハルの次に観光客が多いチャンディーガルの「ネック・チャンド・ロックガーデン」が意外に良かった!
チャンディーガルに来るまで知らなかったんだけど、タクシーの運転手から「ロックガーデン」は行っておいた方が良いよと言われていいところなのか半信半疑で行ってみた。
スクナ湖とコルビュジェ建築が集まるキャピタル・コンプレックスに挟まれた場所にあって結構観光客らしい人で賑わっている。
「ネック・チャンド」は道路検査官という役人でありながら、アーティストであり建築家
ネック・チャンドは1957年から勝手に作り始めるが、1975年に市の当局に見つかって存続の危機に。
しかし、当時の市長が視察し、文化的な価値を認定したため、ネック・チャンドはそのままこの公園を作り続けることができるようになり、さらにスタッフを雇えることになる。
1976年に正式に市の公園に認められた。
その後、この「ロックガーデン」は紆余曲折あり存続の危機が何度もあったが、現在ではインドではタージマハルの次に観光客が訪れる公園となった。
公園の中にはこんな不気味!?なオブジェというか人形が並んでいる。
コルビュジェによるチャンディーガル都市開発で排出された瓦礫を使用
この公園は当時、コルビュジェの都市計画により近代的な都市を開発していたチャンディーガルのガラスやタイル、陶器などを回収して作り始めた。
ある意味ではチャンディーガルのカウンターカルチャーなのかも知れない。
実際、この公園を潰して道路を作るような計画があったようだし…
劇的に風景が切り替わるランドスケープ
入ってすぐ。ここ怪しいなぁ大丈夫かなぁって思ってた。
この辺は何がいいのかわからなかった…
石で作られた場所ばかりだったところにタイルをランダムに貼ったエリアが現れた。
この路地が続く。
途中にこんな広場。
薄暗い路地から急に開けたからこの辺りは計算して作られているのかな!?
そのを抜けると滝が現れた!
45℃を超えるインドの気候だと水があるのはすごく涼しげに感じる。
家族連れの観光客がいっぱい。
さらに歩くと川とともに谷を歩く。
さらに歩くと川を挟んで反対側から滝を見渡せる場所に。
川の流れる道を歩くと心地よい。
さらに歩くとだだっ広い広場に。
ブランコや乗り物など簡単なアトラクションがいっぱいで子供にとって楽しい空間に。
入り口から出口まで結構な時間がかかったけど、期待していなかっただけに意外に退屈しない空間だった。
チャンディーガルは近代建築ばかりだと思っていたけど、こういうアウトサイダーアートに出会うとは思いもよらなかった。
キャピタルコンプレックスから近いし、意外にオススメのスポットだ!
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