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ル・コルビュジエの弟子「ピエール・ジャンヌレ」によるコルビュジエ・センターなどの建築を訪ねる。

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チャンディーガルはル・コルビュジエの都市計画を手掛け、キャピトルコンプレックスの建築群など様々な建築をデザインしている。

だけれども従兄弟であり、弟子でありパートナーでもあったピエール・ジャンヌレがいなければこの計画は完成していなかっただろうと思う。

初代チャンディーガルのチーフアーキテクトはピエール・ジャンヌレである。

ここへ来て初めて知ったんだけど、チャンディーガルの都市計画はコルビュジェがピエール・ジャンヌレを監督として指名して実現したそうだ。

14年もインドに滞在してチーフアーキテクトとして活躍したらしい。

下記で紹介する建築以外にもチャンディーガルでマウントビューホテルや多くの集合住宅を手掛けたという。

 

「ピエール・ジャンヌレ」設計のコルビュジエセンター

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セクター1のキャピトルコンプレックスを観た後、コルビュジェのチャンディーガル都市計画の資料を展示している「コルビュジェセンター」に行った。

しかし、17:00までで着いたのが17:00。

スタッフの人が声をかけてくれて、日本から来たと伝えると「エアコンは切ってしまったけど、観ていいよ。」と開けてくれた!

やっぱり、チャンディーガルのインド人は日本人には優しい気がする。

 

数多くの写真、スケッチ、図面や模型が展示

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中に入ると廊下にも写真やスケッチがいっぱい展示されている。

見たことがないコルビュジェがデザインしたという椅子などの家具も置いてある。

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建設中の写真。

建築以外の周りの風景は今と変わらない。

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コルビュジェによるインドのスケッチ。

どこの街だろう。

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議事堂内の写真

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オープン・ハンドのスケッチと写真。

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完成当初の写真。

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コルビュジェがインドの地で構想した住宅の模型らしい。

 

ピエール・ジャンヌレ設計の「ガンディー・バワン」

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セクター14にあるパンジャーブ大学の中にある「ガンディー・バワン」というオーディトリウムもピエール・ジャンヌレによる設計。

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閉まってたし、池に水がないのが残念だけど、外観が特徴的でキレイだったから観に来てよかった。

Gandhi Bhavan – ガンディー・バワン

 

ガンディー・バワンはパンジャブ大学の構内にある。

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ガンディー・バワンの裏側にある建築。

「Fine Art Museum」と書いてあった。

中々かっこいい建築。

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さっきの「Fine Art Museum」と同じような外装の建築。

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グラウンドでは学生たちがクリケットを楽しんでいた。

クリケットのルールも楽しさもわからないから何やってんだって感じだった…

日本だと全く馴染みはないけど、インドじゃ人気のスポーツなんだよな…

 

特徴的なデザインの学生会館

写真を何故か取り忘れたんだけど、ピエール・ジャンヌレによる特徴的な円形のデザインの学生会館も敷地内にある。

現在でも学生たちに普通に使われている。

Student Centre (Stu C) – 学生会館

会館時間:9:30~21:00
URL : http://puchd.ac.in
住所:Panjab University, Sector 14, Chandigarh, 160014, India

 

チャンディーガルは、ル・コルビュジエのキャピトルコンプレックスなど建築群はもちろん観るべきだけれど、弟子のピエール・ジャンヌレの作品も挑戦的な建築でおもしろかった。

ここがインド!?みたいな造形の建築だけれど、そこで現地の人が自由に使う姿も印象的だった。

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