今年もミラノデザインウィークへ!今回は展示を観てまわるだけでなく自ら出展して来た!
昨日で約1週間のミラノサローネ・ミラノデザインウィークが終わった。
実は今回、ただ展示を観てまわるだけでなく、自ら出展もしていたのです!
SuperDesignShow のbud brand に出展
bud brand に参加する作品の1つとして、佐藤オオキ主宰のnendoなども出展するSuperStudio に展示。
タスクさんとデザインチームを組んで、愛知の三州瓦で鬼瓦などを製造する鬼師・加藤佳敬氏が制作した作品。
愛知県の工務店「株式会社シンカ」さんがスポンサーについてくれて実現しました。
日本のクリエーターを世界で花咲かせるプロジェクト「bud brand」
今回参加したブースは、日本のクリエーターを世界で花咲かせるプロジェクト「bud brand」だ。
budはつぼみという意味で、そのつぼみが綺麗な花を咲かせるという想いが込められている。
そして、今年のテーマは、「お祝い – おめでたいプロダクト」だった。
参考:bud brand
菱形を組み合わせてデザインした酒枡「菱 – RHOMBUS」
四辺の長さが同じで、どの角も直角でない菱形は、古来よりおめでたい形として用いられ、家紋に使われる形でもある日本では一般的に馴染みの深い幾何学である。
菱形を組み合わせてデザインされた「菱」は、愛知・三河の三州瓦の素材と鬼瓦の技術を使ってできたこれまでにない酒枡である。一見奇妙な形であるが、その形状故に注ぎやすく機能的である。また、幾何学的なデザインと瓦のマテリアルを纏った「菱」を複数個組み合わせて横に並べたり縦に積み重ねたりすることにより、多様な陰影や表情、多彩なオブジェクトを生み出す。単体でも複数でも成立するそのオブジェクトは、平面的には家紋のようにグラフィカルであり、立体的には彫刻や建築のようでもある。
「菱」は、お祝いの席でも心地良く使うことができ、プレゼントした後でも様々な場所に色々な形でおもいおもいに飾られる。「菱」を贈ることであなたの祝福の想いが華やかに伝わり、お祝いのシーンが思い出として残るプレゼントになるだろう。
今回「お祝い – おめでたいプロダクト」ということで、日本では昔からお祝いごとに使われる菱形を組み合わせてデザインした酒枡をデザインした。
愛知・三河の三州瓦とのコラボということで、家紋にも使われている菱形は相性がいい。
このデザインを瓦の素材で作るのは、非常に難しいようだったが、鬼師・加藤佳敬氏の技術によって実現した。
単体としても成立するが、組み合わせることで色々な幾何学的なオブジェにもなるので、プレゼントとしてもぴったりだ。
軽く持ちやすい点では、普通の酒枡より機能的かもしれない。
出展して良かったこと
今回初めてミラノサローネ・ミラノデザインウィークに出展した訳だが、とても良い体験になった。
まず、ミラノに出展したことは自信につながる。
また、SuperStudioの集客力がすごいので各国の人が絶えず訪れくれて、色々な人と話す機会ができたし、知り合いが結構観に来てくれるので結構楽しい。
色々と大変だけど、メリットは多いと思う。
出展決めたのが、急だったので1月から3月はすごい忙しかったけど、ミラノサローネ・ミラノデザインウィーク初出展は、非常に楽しかった。
また来年も何か出展したいと思ったし、ブースで立ちっぱなしが疲れるから椅子かなんかデザインしようかな(笑)なんて考えている。
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