フランク・O・ゲーリーの「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」が奇抜過ぎる!
ロサンゼルス1日目は「天使のマリア大聖堂」だけ見て終了したので、2日目はダウンタウンにある他の建築を観に行くことにした。
まず最初は絶対外せない、というか奇抜過ぎて目立つフランク・O・ゲーリー設計の「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」に行ってみた。
リトルトーキョーの宿泊中のホテルから近いので、歩いて15分くらいで着いた。
花びらが舞っているようなファサード
遠くからでも一眼でフランク・O・ゲーリーの建築だとわかる「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」。
「グッゲンハイム・ビルバオ」同様にステンレススチールのパネルがぐにゃぐにゃとカーブして、衝撃的なファサードを作り出している。
ステンレススチールのパネルでできた花びらが舞っているようなダイナミックな形をしている。
無機質な金属だが、こうやって使うと生物のように有機的な感じがするから不思議だ。
複雑に入り組む内部空間
「グッゲンハイム・ビルバオ」や「ルイ・ヴィトン財団美術館」同様にこのウォルト・ディズニー・コンサートホールも複雑な内部空間になっている。
空調などが収められた柱は樹木のように伸び、天井はぐにゃっと曲線を描いている。
立体的な空間構成は、歩いて回るとよりおもしろい。
このような曲線の壁や天井は音響的にも合理性があるのだろう。
日本人の豊田泰久が音響設計を担当したメインホールは、リハーサル中ということで残念ながら観られなかったが、オーケストラやプロの音楽家からも高い評価を得ている。
立体的な空間構成のウォルト・ディズニー・コンサートホールは、ステンレススチールの隙間から自然光が入り込み、曲面の壁や天井に反射して柔らかい光を描く。
ダイナミックで迫力ある曲面
屋上や中庭に出入りすることができ、ステンレススチールの曲面を間近で観ることができる。
そのダイナミックなフォルムは迫力がある。
鱗のように光を反射して本当に綺麗。
フランク・O・ゲーリーの「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」は、ファサードのダイナミックなフォルムはもちろん内部の立体的な空間体験も非常におもしろい。
「グッゲンハイム・ビルバオ」や「ルイ・ヴィトン財団美術館」と並んで必ず観るべきゲーリーの建築のだと思う。
Walt Disney Concert Hall – ウォルト・ディズニー・コンサートホール
電話:+1 323-850-2000
URL : https://www.laphil.com
住所:111 S Grand Ave, Los Angeles, CA 90012, USA
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