LAのダウンタウンにあるホセ・ラファエル・モネオによる「天使のマリア大聖堂」が美しい。
フェニックスで友人の家に2泊した後、飛行機でロサンゼルスに到着。
ダウンタウンのリトルトーキョーにホテルに着いた頃には夕方な感じ。
そんなに時間はないけど、とりあえずは荷物を置いて出かけることにした。
美術館とかはもう閉まる時間なので、向かったのは「天使のマリア大聖堂」。
ホセ・ラファエル・モネオによる「天使のマリア大聖堂」
ダウンタウンの北側にある「天使のマリア大聖堂」は、プリツカー賞を取ったこともあるスペインの建築家、ホセ・ラファエル・モネオによる設計だ。
この天使のマリア大聖堂は、世界で3番目に大きく、カトリックの教会としては全米で最も大きいのだそう。
ベージュのコンクリートがいかにもカリフォルニアらしい外観になっている。
巨大な空間に柔らかい光が差し込む
早速中へ入ってみた。
内部は柱もなく天井の高い巨大な空間があり、雪花石膏のパネルを通して柔らかい光が差し込んでいた。
教会建築はシンメトリーなことが多いが、天使のマリア大聖堂はアシンメトリーの構成で複雑な感じがする。
正面の十字架だけでなく横にも雪花石膏のパネルが設置してあり、巨大な祈りの空間を優しい光が包む。
照明もモダンで綺麗。
とにかくスケールが桁違いで6019本ものパイプオルガンがあり、約6,000人収容可能だ。
神聖な雰囲気の回廊
周囲には神聖な雰囲気の回廊があり、祭壇があったり色々なものを展示していたりする。
回廊に並ぶ祭壇は特別厳荘な感じがする。
回廊にもミサの声が響く。
4年の歳月をかけて2002年に完成した、天使のマリア大聖堂の工事中の様子が写真で展示されていた。
俯瞰で見るとこの教会が相当巨大なことがわかる。
地下にも続く空間
天使のマリア大聖堂は地下にも空間が続いている。
迷路のように広い地下空間だった。
「天使のマリア大聖堂」は、そのシンプルなファサードからは想像もできないほど、壮麗さ満ちた空間が広がっていた。
特に大空間に注ぐ光は美しく、いつまででもいれる。
基本的に一般の人も出入りでき、平日には無料の見学ツアーもあるので気軽に訪れてみるといいと思う。
Cathedral of Our Lady of the Angels – 天使のマリア大聖堂
電話:+1 213-680-5200
URL : http://www.olacathedral.org
住所:555 W Temple St, Los Angeles, CA 90012, USA
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