東京の新しいデザインとアートの祭典「DESIGNART 2017(デザイナート)」に行ってきた!
仕事が全然終わってないけど、早々に切り上げ、現在開催中の青山や神宮前、渋谷、代官山、六本木など東京全体がデザイン一色に染まる新しいデザインとアートの祭典「DESIGNART 2017(デザイナート2017)」を回って来た。
去年の東京デザイナーズウィーク(東京デザインウィーク)での事故もあって、一気に東京からデザインイベントが無くなりそうだな、と思っていたのでその分期待も大きい。
参考:http://tokyodesignweek.jp/information.html
ワールド北青山のピエール・シャルパンの個展
ビルの前にはDESIGNART×MINIのラッピングカーが止まってたDESIGNART 2017の拠点でもあるワールド北青山ビル1階では、ホールを贅沢に使ってフィーチャーデザイナーでもあるピエール・シャルパンの個展開かれていた。
東京では初めてのピエール・シャルパンの個展。
実際にピエール・シャルパンのスタジオにあるオブジェクトの中からデザインやドローイング、スケッチ、プロトタイプなどが展示されていた。
荒川技研工業ショールーム「TIERS」
9月25日にできたばかりの荒川技研工業の新しいショールーム「TIERS」で開催されたオープニングイベントにも行って来た。
東京オリンピックのエンブレムにもデザインが抜擢されたアーティスト・野老朝雄氏を中心に新進気鋭の若手作家やミラノサローネで荒川技研工業が発表した数々のアート作品を観ることができた。
ルイ・ヴィトン表参道で吉岡徳仁の新作家具
青木淳氏設計のルイ・ヴィトン表参道ビルでは、1階のエントランス入ってすぐのところに吉岡徳仁の新作家具「ブラッサム・スツール」が展示されていた。
ルイ・ヴィトンのモノグラムをモチーフに花が咲いたように脚と座面がつながる綺麗なデザインだ。
普通に一般のお客さんが買い物しているところに、ドンとDESIGNARTの展示しているからすごくソワソワしてしまう(笑)
4階ではルイ・ヴィトンがミラノサローネで発表した家具も展示されていた。
個人的には写真のアトリエ・オイの「タブレット」がかっこいいな、と。
フリッツ・ハンセン
フリッツ・ハンセン青山本店では、「フリッツ・ハンセンの歴史展 – 145年の歩み –」と言う展示がされている。
アルネ・ヤコブセンとのコラボレーションや歴代の名作家具を時代の流れに沿って観ることができる。
個人的には、セブンチェアやアントチェアが大好きなのでいつまでも見ていられる感じ。
トークイベント「みんなの家、その先へ」
今日、行われたトークイベント「みんなの家、その先へ」は、学生の頃の教員である柳澤潤氏も登壇すると言うことで会場のCOMMUNE 2ndに行って来た。
途中から「シンボリックな建築は権威性が現れてしまうのでは?」と言う伊東豊雄氏のフリに山本理顕氏が答え始め、議論が長くなる(笑)
自分が学生の10年以上前からそんな議論をずっとしている気が…
個人的にはSNSのハッシュタグのようにシンボリックなものですら並列化してしまうので、シンボリック=権威とも違う気がした。(その話は長くなるのでまたどこかで)
新たに始まった「DESIGNART 2017(デザイナート)」は、ルイ・ヴィトン表参道のように街やお店に溶け込みすぎてソワソワしてしまうところもあったけど、良いデザインにたくさん触れることができて良かった。
最もその後色々な人に会って飲んだのも含めてだけど(笑)
ただ、DESIGNARTの期間中、雨で全然順調に回れなかったのが残念…
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