アントニ・ガウディの建築はバルセロナ市内に街に点在しているから一通り巡ってみた!
帰国してからもう半月だけど、バルセロナのことまだあんまり書いてないからまだまだ引っ張るよ(笑)
今回はサグラダ・ファミリア、グエル公園の他にもバルセロナ市内に数多く点在するアントニ・ガウディの作品を一通り見て回った。
地中海の海がモチーフ「カサ・ミラ」
去年も行ったけど、グラシア通りに普通にあるから行こうとしなくても通りかかる「カサ・ミラ」。
地中海の海をイメージしてつくられている。
詳しくは去年の記事→『アントニ・ガウディの作品群。地中海をイメージした直線がない有機的なデザイン「カサ・ミラ」を訪ねる。』
曲線と色使いが特徴の「カサ・バトリョ」
曲線と色使いが特徴の「カサ・バトリョ」もグラシア通りに普通にあるから当たり前のように通りかかる。
詳しくは去年の記事→『アントニ・ガウディの作品群。曲線とタイルやステンドグラスの装飾が特徴の「カサ・バトリョ」を訪ねる。』
ガウディ初期の作品「グエル邸」
ガウディ初期の作品で大理石など豪華な材料を使用した「グエル邸」。
詳しくは去年の記事→『アントニ・ガウディの作品群を訪ねる。ガウディの初期の代表作で豪華な邸宅「グエル邸」を訪ねる。』
ガウディの処女作「カサ・ビンセス」
ガウディの処女作である「カサ・ビンセス」は設計当初に隣に修道院があり、その壁を覆うつる草に見たてて緑のタイルを使用したり、当時生えていた黄色い花々に見立てたタイルが散りばめられたりしている。
鉄の柵などにも植物のモチーフが使われている。
Casa Vicens
カサ・ビンセス
住所 : Carrer de les Carolines, 18-24, 08012 Barcelona, Spain
現在も女学院として使われている「サンタ・テレサ学院」
現在も女学院として使われている「サンタ・テレサ学院」は敷地の中に入れないので裏側から写真を撮った。
Colegio Santa Teresa Ganduxer
サンタ・テレサ学院
住所 : Calle Ganduxer, 85, 08022 Barcelona, Spain
曲線が美しい「ミラーリェス邸の石門」
現在は門しか残っていなくて、その門も不完全だがガウディの感性を感じられる曲線が美しい「ミラーリェス邸の石門」。
Porta de la Finca Miralles
ミラーリェス邸の石門
住所: Passeig Manuel Girona, 55-57, 08034 Barcelona, Spain
後のガウディの手法に繋がった「グエル別邸」
グエルが週末住宅として利用していた「グエル別邸」は門衛館と馬小屋、場場や塀、門がガウディによって設計され新しく作られた。
曲面にタイルを砕いて割り付けるなど後の「グエル公園」などのガウディの建築に使われる手法に繋がっている。
保存状態が良くはないが…
天井のトップライトが特徴的。
トップライト部分のタイルがいかにもガウディのデザインだ。
Finca Guell
グエル別邸
URL : http://www.barcelonaturisme.com/
住所 : Av. de Pedralbes, 7, 08034 Barcelona, Spain
岩山や洞窟がモチーフ「ロベルト博士のモニュメント」
ガウディと同世代の建築家モンタネールや彫刻家ジョゼップ・リモーナとの共作の「ロベルト博士のモニュメント」は岩山や洞窟がモチーフ。
Monumento al Doctor Robert
ロベルト博士のモニュメント
住所 : 08010 Barcelona, Spain
ガウディ建築の中で最もシンプルな「カサ・カルベ」
ガウディの建築の中で一番シンプルな「カサ・カルベ」は機能性や完成度が高く第一回のバルセロナの建築年間賞を受賞した。
Casa Calvet
カサ・カルベ
URL : http://www.casacalvet.es
住所 : Carrer de Casp, 48, 08008 Barcelona, Spain
こうして見てみるとアントニ・ガウディ作品はバルセロナの中にいっぱいあって、一見ガウディの建築だとも気付かれないバルセロナの街に馴染んでいるものもあって面白かった。
一通り見てみると「カサ・ミラ」や「グエル公園」、そして「サグラダ・ファミリア」へとガウディのデザインが変わっていくのがわかると思う。
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