スペインの「サン・セバスティアン」にちょっと寄り道。バルで最高に美味いピンチョスを食べてきた!
トゥールーズからバスで向かったのはスペイン・バスク地方の「サン・セバスティアン」だ。
去年同じくバスク地方のビルバオは訪れたが、「サン・セバスティアン」は豊かな食文化を持つバスク地方の中心的な都市で、人口18万人余りの小さな都市の中にミシュラン3星レストランが点在していてる美食の街だ。
昼から旧市街でバル巡り
ユースホステルで美味しいバルを幾つか教えてもらったから、昼から賑わう旧市街に繰り出した。
最初は「Borda Berri」というお店に入ってみる。
みんな昼から飲んでいてスペイン語が飛び交う。
注文したのはこれ、初めて食べた味で、二日酔いでも食べられそうな優しい味なんだけど、まろやかなチーズのしっかりした味わいもあって美味しい!
朝から何も食べてないから米で良かった(笑)
Borda Berri
営業時間 : 12:30~15:30 / 19:30~23:00
休業日 : 月、火曜日
住所 : Fermin Calbeton Kalea, 12, 20003 Donostia, Bizkaia, Spain
次は魚介類のタパスが美味しいという「La Mejillonera」へ。
老舗らしいこのバルは船を意識したインテリアになっていて、もちろん活気がすごい。
みじん切りにした玉ねぎがかかったムール貝を注文、ムール貝の味が濃厚で玉ねぎがそれを引き立てていて美味しい。
白ワインが進む。
日本人の感覚だと信じられないけれど、古くからあるバルだと貝殻やナプキンなどのゴミは床にそのまま捨てる。
外から見たときに床にゴミが多く落ちているバルが人が入ってるサインになるんだそう。
La Mejillonera
営業時間 : 11:30~14:45 / 18:00~22:45
住所 : Calle del Puerto, 15, 20003 Donostia, Gipuzkoa, Spain
どこのバルも結構人が入ってるから入ってみたくなる。
次は最近流行ってきている比較的新しいバル「Baztán Bar Restaurante」へ。
中に入るとたくさんのピンチョスが並んでいて見ているだけでも十分楽しめる。
自分でピンチョスを皿に取って、ピンチョスに刺してある串の数で会計するシステムで、これはバルセロナのバスク料理のバルで気付いた。
それまでどういうシステムかわからなかった(笑)
見た目が美味しそうなピンチョスを選ぶと、見た目通り美味しい。
美味しいのはもちろんだけれど、「こんな料理食べたことない!」「初めてみる料理!」というピンチョスを創り出すことができるバスクの料理人のクリエイティビティがスゴい!
Baztán Bar Restaurante
営業時間 : 11:00~0:00
URL : http://www.barbaztan.com/es/
住所 : Portu Kalea, 8, 20003 San Sebastián-Donostia, Gipuzkoa, Spain
美しいビスケー湾を散歩
バルを巡ってお腹いっぱいになったのでビスケー湾の海岸沿いを散歩した。
フランスほど寒くないから海風が丁度いい温度で心地よい。
湾の周りはどこを見ても良い風景だ。
いい感じのビーチにも人は結構いて、それほど暖かいわけではないけれどサーフィンをする人たちも結構いた。
ラファエル・モネオ設計のクルサール国際会議場・公会堂はこのエリアのシンボル的な存在になっている。
夜も深夜までバルをハシゴ
ホステルに帰ってちょっと寝て夜になったら、夜ご飯を食べにまたバル巡りに出かけた。
ビルバオと一緒で夜でも治安が良いらしく若者も多い。
カメラを向けるとみんなでピースしてくれた。
夜もおおよそ美味しいと聞いていたお店に入る。
一応、オススメはな何ですか!?と聞いてピンチョスを選ぶ。
夜中になっても女性一人で歩いている人もいて治安の良さがわかる。
お店によってピンチョスも違って独自性がある。
どれを見ても美味しそうだけど、1つのバルで1品と決めてハシゴする。
開いているお店はだいたい繁盛している感じ。
終わる間際のバルは店員さんも飲んでた。
オススメを注文したこれ、めっちゃ美味しかった。
7,8件ハシゴしても全然飽きない。
お腹いっぱいになった後は酔い醒ましにビーチの脇のベンチでちょっと休憩してから宿に戻った。
やっぱりバスク地方「サン・セバスティアン」は美味しいバルがいっぱいで食べ歩くのがホント楽しかった。
先にも書いたけど、バスクのピンチョスは味も見た目もクリエイティビティがスゴい。
しかも、ワインがだいたい1€くらいでピンチョスも2、3€くらいとかで楽しめるからすごく安くて、いっぱいハシゴしてもそんなに高くはならない。
日本のスペイン料理屋にも全然入ってきてくて、ここに来ないと中々味わえないからまた行きたいし、是非とも誰か連れて行きたいと思う。
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