MVRDVの「マルクトハル」や最近できた中央駅がある、オランダ「ロッテルダム」は近未来だった!
アントワープを2,3時間観光した後はそのまま電車でオランダ第2の都市「ロッテルダム」へ向かう。
2時間ほどでベルギーの駅と違って近代的なデザインのロッテルダム中央駅に到着した。
今夜はアムステルダムに行く予定だけれど、ちょっとロッテルダムの建築を見てから向かう。
流線型のデザインの「ロッテルダム中央駅」
着いた瞬間にびっくり!
近代的というより現代を通り越して近未来のようだ。
流線型の大きな屋根が特徴的ですごい迫力。
流線型の大屋根がかかった内部空間は長いスパン飛んでいて柱は見当たらないからすごく広い。
近未来のような街
市内中をトラムが走る。
街中にあるオフィスビルや集合住宅はどれも特徴的なデザイン。
カーサブルータスか何かで見た記憶があるけど思い出せない…
これは映画館、これも雑誌でみたことがあるけど思い出せない…
写真に納めたのはごく少数でどの建物も特徴的で他にはない形をしている。
多くはファサードのみの工夫というよりもヴォリュームをずらしたり凹凸を作ったりといった工夫がしてある。
川沿いまで歩くとレム・コールハースの建築が見えた。
歩きつかれたから向こうまでは行かなかったけど(笑)
ロッテルダムのシンボルとも言える「キューブハウス」
建築とか全然知らない人でも割と知られているのが、傾いたキューブが連なるロッテルダムのシンボル的な存在の「キューブハウス」だ。
オランダの建築家ピート・ブロムによって設計された。
1階はスーパーマーケットが入居していたりトラムが通り抜けたりしていて、キューブの箇所は見学できたり居住スペースになっていて泊まることもできる。
Cube house
キューブハウス
営業時間 : 11:00~17:00
入場料 : 2.5€
住所 : Overblaak 70, 3011 MH Rotterdam, Netherland
MVRDV設計の集合住宅と市場の複合施設「マルクトハル」
去年新しくできた「マルクトハル」はMVRDVの設計で集合住宅と市場の複合施設だ。
高さが40mもあるトンネル状のデザインで、よくこんなものが実現したなと思わせるオランダらしい巨大建築。
外側は集合住宅で路面に面するところは商店などが入居している。
側面は正面ほどこの建築の外形を感じさせない。
トンネルの内部には一面に壁画が描かれていて迫力がすごくて、トンネル状だから開口部からの採光もあるから夕方だったけど十分明るい。
ここに出店している店舗は約100店舗あって屋内食品市場としてはオランダ随一だそう。
この市場は肉や野菜、魚介に限らず、フランスやイタリア、スペインだけではなくて中国や日本の食品など何でも揃っている。
日本食のお店があって、その場で寿司が食べられる。
オシャレで健康志向のお店も多い。
肉屋で生ハムでも買おうかと思ったけど高い。
スペインの倍くらいするんじゃないかと思った(笑)
Markthal
マルクトハル
URL : http://markthalrotterdam.nl
住所 : Ds. Jan Scharpstraat 298, 3011 GZ Rotterdam
第二次世界大戦での爆撃で荒廃した分、近代的な街として復興したらしい。
さらにオランダでは公共建築の予算の10%はアートに割り振らなければいけないらしく、そういった政策での側面のお陰で建築家が育ち、刺激的な建築が建てられている。
だから「ロッテルダム」は僕らには近未来に見えるんだと納得した。
歩き疲れたので、キューブハウス近くのロッテルダム・ブラーク駅から電車でアムステルダムに向かった。
次回はアムステルダムで建築めぐり。
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