近代建築3大巨匠のひとり、ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナ万博「バルセロナ・パビリオン」を見学。
モダニズムの巨匠、ドイツ人建築家ミース・ファン・デル・ローエが1929年のバルセロナ万国博覧会でドイツ館として設計した「バルセロナ・パビリオン」。
現在は当時と同じ場所に復元され、「ミース・ファン・デル・ローエ記念館」として一般公開されている。
モンジュイックの丘付近にある。
スタッフに起こられるハプニング…
21日に行ったら内装を工事中でした。
ただ、仕切ってる人が外だったら観てっていいよ、とのことで見て回ってたら女性の方に話しかけられた。
中が観たいですか?と聞かれできれば観たいと言ったら工事の人たちも工事中だけどいいよ、と言われたので遠慮なく中へ。
そしたら仕切ってる人がマジでキレてきて「出て行け!」的な感じで怒鳴られた…
スペイン語だから正確にはわからないけど…
っていうわけで次の日改めて行くとこに。
水平垂直、直線で構成されたモダニズム建築
単純明快な構成の「バルセロナ・パビリオン」。
外部、内部ともに床はトラバーチンが貼られている。
建具の枠は現代にしてはそれほど細くはないが、純粋な幾何学の構成がすっきりとした印象を与えている。
壁面が視線を奥のプールと誘導させ、割付も模様がデザインされている。
バルセロナチェアとオットマンが並んでいて、このパビリオンとともにデザインされたんだよなぁと思ったり。
建築をあんまり知らない人でもここでアパレルの広告撮影されてたりするから見覚えがある人もいるかも。
基本的に水平垂直しかないから彫刻が映える。
回遊できるようになっている。
外部の壁、ベンチは床と同じトラバーチンで作られている。
一角にはミュージアムショップがあってミースの本やグッズを中心に販売してました。
アントニ・ガウディが事故で亡くなったのが、1926年。
その3年後のバルセロナ万博が開かれこのパビリオンが建てられた。
バルセロナにおいてモダニズムへの転換期はこのあたりだったのかな、と思ったり。
ガウディの街だからこそミースの建築を観て見るのもいいかなと。いかがでしょう?
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